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007

今amazon primeで007の最新作が観られる。ダニエル・クレイグ最後の007らしい。彼が演じるようになった007は路線変更。ハード路線になった。
それまでの007は洒落てユーモアの効いたイメージ。しかもスケベ親父。
自分の劇場初007は「黄金銃を持つ男」ロジャー・ムーアだ。一番映画を観た十代の007は彼だ。
このスケベ&お洒落&ユーモアなアクションヒーロー。80年代のカッコいいヒーローの定番だった。ルパン三世や探偵物語の工藤俊作など。
今は心の闇を持ったストイック路線が人気だ。チャラいヒーローは流行らない。ダニエル・クレイグ007は大成功だったようだ。確かに面白かったが、コレが007か?という思いがあった。
同世代のYouTuberでもダニエル・クレイグ支持者がいて、ロジャームーアはチャラ過ぎてダメだと言っていた。それでもチャラいロジャー・ムーアが自分は好きだ。
今の時代エロエロ007はポリコレ的にダメだろう。次回はそのポリコレに配慮して、女性とか黒人の007の噂が絶えない。事によると黒人女性の007かもしれない。いやいや、それは007じゃなくて別のスパイ映画にして欲しい。

ショーン・コネリーから始まった007。荒唐無稽なストーリーとアクションの連続。それにピッタリだったロジャー・ムーア007。パロディにもなる事も度々。
権利関係で本家とは別に制作された007「ネバーセイ・ネバーアゲイン」お馴染みのテーマ曲など使用不可。しかし主演はショーン・コネリー。元祖007だ。元々コネリーボンドもチョイチャラだったが、本作ではムーアボンドにより寄せた007だった。お茶目感たっぷり。
懐古主義と言われるだろうが、あのユルユルな007が観たい。今の時代、闇とシリアスな話より良いと思う。

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