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僕の音楽のルーツ

えいいちです。

僕は前の記事、ジェネラティブ・アート以外にも、音楽も作っています。

よかったら聴いてみてください。

そこで今回は、僕が好きな音楽とその変遷について書こうと思います。

1. テクノ期 (ルーツ)

まず最初に好きになったのはYMO(Yellow Magic Orchestra)だったと思います。

友達と音楽の話を大まじめにしたのは、これまた高校生の頃だったと思います。同じくYMOが好きな友達は、話した中では僕以外にひとりだけ居ました。(後にその友達とsignal-sceneというテクノユニットを組みました)もちろんYMOはリアルタイムでは聴いていませんが、YouTubeで見てから衝撃を受けました。機械が奏でる正確なビートやソリッドなシンセ音に、人間が奏でるバンド演奏が見事に融合していて、これが30年以上も前の音楽だということに驚きを隠せませんでした。

YMOをきっかけに、音楽にのめり込んでいきました。ネットでの情報収集のほかに、地元の中古CD店によく行くようになりました。そこではYMOに影響を与えたKraftwerkや、テクノ関連でいうとThe Chemical Brothersケン・イシイさんの音楽に出会い、よく聴くようになりました。

2. ノイズ・現代音楽期

次にハマったのはノイズや現代音楽です。地元に山口情報芸術センター(YCAM)という施設があるということを知り、そこで開催される展覧会やイベントに行くようになりました。そして、ライブで知ったのが、ノイズや現代音楽の存在です。後に大学で音楽史を少し勉強することになるのですが、音楽には歴史や理論から逸脱する動きがあり、ノイズや現代音楽のようなアバンギャルドな存在がすごく面白いな、と思うようになりました。中でも、大友良英さんの音楽に興味を持ちました。

他にも、Ryoji Ikedaさんや非常階段灰野敬二さんなどが挙げられます。

また、音楽理論からさほど脱していないながらも変な音楽が好きになり、そのひとつにFarmars Marketがあります。

いったい何拍子なんだ…??  他にはMats/Morgan Bandなども。

3. 一つの方向性に突出したPOPS期

このように、変わった音楽をずっと聴いていると、POPSも聴いてみようとなり、色々音楽を漁るようになりました。そんな中で出会ったのが岡村靖幸さんです。

僕の中では歌詞というのはそこまで重要ではなくて、必要ではない要素だったのですが、POPSを改めて聴くようになって、やっぱり必要な時もあるな…と思うようになりました。岡村さんは、"恋"や"性"について、ある種奔放な歌詞が魅力で、聴いているとナルシズムやロマンチシズムがすごく感じれたというか、一つの方向性に突出したPOPSっていいなあと思うようになりました。他にも、非リアの代弁者として有名な神聖かまってちゃんや、青春パンク、GOING STEADY / 銀杏BOYZ などにハマりました。

4. 音作りすごい期

曲を聴くだけでなく、曲を作るようになってから"音作り"に興味が湧きました。作詞・作曲の次に重要な要素だと思います。七尾旅人 × やけのはらさんのこの曲がそういう意味ではすごく好きです。

このように、新しい曲を聴いていくなかで、"音作り"を意識することが多くなっていきました。他にも、キリンジ小沢健二さん、Corneliusなどが挙げられるかと思います。

5. 原点回帰期

現在はこのフェーズだと思います。僕の原点"テクノ"や既存のスタイルに、もう一要素を足したような曲をよく聴いている気がします。例えばMETAFIVE。

YMOのメンバーのひとり、高橋幸宏さんも参加されてるユニットです。これがめちゃくちゃかっこいいんですよね。また音作りもいいんですよ。他には、今ではあまり聴けなくなってしまったけど、テクノ+"無意味に近い歌詞" (ギャグ性)が特徴の電気グルーヴや、クラブやダンスミュージックにPOPSを合わせたようなtofubeatsなど。

また、PUNPEEのこの曲とかはどこか懐かしさも感じます。


おまけ. 現在ハマってるのは?

カネコアヤノさんです。

こちらもなぜか懐かしさを感じるんですよね。フォークっぽいけど歌声はロック。

と、色々書きましたが、昨今の音楽番組などを観てると、本当に大衆が聴いてるミュージシャンが出ているかと考えると疑問な部分が多いので、(アイドルの台頭, etc...)自分の音楽の趣味くらいは書きたいなあと思い、音楽のメモを残した次第です。

以上、"僕の音楽のルーツ"でした。

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