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〇著作『ベースボール・イズ・ミュージック! 音楽からはじまるメジャーリーグ入門』オカモト”MOBY”タクヤ著 紹介

〇著作『ベースボール・イズ・ミュージック! 音楽からはじまるメジャーリーグ入門』オカモト”MOBY”タクヤ著 紹介
 
【“Baseball Is Music” By Okamoto “Moby” Takuya】
 
 
(本作・本文は約5000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ10分から5分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと17分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)
 
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〇著作『ベースボール・イズ・ミュージック! 音楽からはじまるメジャーリーグ入門』オカモト”MOBY”タクヤ著
 
【“Baseball Is Music” By Okamoto “Moby” Takuya】
 
ベースボール&ミュージック。
 
大のメジャーリーグ好きでもあり、ロック&ファンク・グループ、「スクーピー・ドゥー(Scoobie Do)」のドラマーでもあるオカモト”Moby”タクヤさんが、野球と音楽についての著作『ベースボール・イズ・ミュージック!』を上梓、送っていただいた。大感謝。
 
このタイトルからその発想に度肝を抜かれたが、さっそく拝見すると、なんと音楽と野球をさまざまな視点から捉えた章立てになっていて実におもしろかった。
 
まだすべては読めていないのだが、「ロックとMLB(メジャー・リーグ・ベースボール)」(6章=イニング6)、「シンガーソングライターとMLB」(イニング7)、「ブラック・ミュージックとMLB」(イニング8)「ヒップホップとMLB」(イニング9)など目次だけでそそられるイニングが続く。
 
いずれのページもメジャーリーグの野球と関連する音楽をネタに縦横無尽にページを進めていく様は実に爽快。そして、こんな野球と音楽をテーマにした本ができるとは夢にも思わなかった。すごいアイデアだ。
 
僕なんか、メジャーリーグはそれこそ、野茂、イチロー、松井、そして、今はオータニさんとそれなりに見ているがそんなにマニアックに見ているわけではないので、こういう切り口でこういうエピソードがあったのかなど、知らないことばかりだ。
 
メジャーリーグの野球って、僕なんかは音楽で言えば「洋楽」のような感じがしている。日本の野球は「邦楽」だろうか。しかも、「洋楽」の中でも意外と多様性が選手にあるので、「R&B」「ヒップホップ」などともかぶったりする。本書でも触れられているが、バーニー・ウィリアムスのギター・アルバムなどがきっちりと紹介されているあたりさすがだ。
 
黒人初の大リーガー、ジャッキー・ロビンソンの邸宅(コネチカット州スタンフォード)をロビンソン夫妻が1950年代に買おうとしたときに、白人地域のそこでは反対運動がおこったが、そのときシンガー、ソングライター、カーリー・サイモンの母親が地域の住民を説得し、ロビンソン夫妻の購入をサポートしたという逸話が出ていた。これは知らなかった。ナット・キング・コールがロスアンジェルスの高級住宅街で自宅を購入しようとしたときに同じように反対運動が起こったことと同じだ。



 
いずれにせよ、モビーさんの「メジャーリーグ愛」と「音楽愛」が見事に重なった両者に興味ある人にはたまらない著作になっている。
 
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ベースボール・イズ・ミュージック!  音楽からはじまるメジャーリーグ入門 単行本 – 2022/5/11
オカモト"MOBY"タクヤ (著), 羽鳥好美 (イラスト) 2530円



https://amzn.to/3vtw850
 
❖目次
 
Warm Up まえがき
 
メジャーリーグ・ベースボール30球団
アメリカン・リーグ/ナショナル・リーグ
 
Inning 1:『私を野球に連れてって』とセブンス・イニング・ストレッチ
 
Inning 2:このチーム、このボールパーク、このナンバー
 
1. ボストン・レッドソックス
2. ニューヨーク・ヤンキース
3. ニューヨーク・メッツ
4. ドジャースとジャイアンツ
5. シアトル・マリナーズ
6. ロスアンジェルス・エンジェルス
 
Inning 3:Walk Up Song~選手の入場テーマ
 
1. 生みの親は革命的なオルガニストだった
2. オルガン演奏は日本でも続く
3. 音響技術の発達による更なる変貌
4. 映画から本物へ
5. オルガン復権とトマホーク・チョップ〜アトランタ・ブレーブス〜
6. 日本人選手のWalk Up Song
7. 大谷翔平とWalk Up Song
 
Inning 4:ベースボールと音楽の二刀流
 
1. 元祖・ベースボールと音楽の二刀流
2. 史上最高のMLBギタリスト
3. 他にもいるぞ! MLBと音楽の二刀流
 
Inning 5:曲や歌詞になったメジャーリーガー
 
1. ジャッキー・ロビンソン
2. ジョー・ディマジオ
3. メイズとマントル
4. マイク・ピアッツァ
5. ボンズ、リー、イチロー
 
Inning 6:ロックとMLB
 
1. ボブ・ディラン
2. ジョン・フォガティ
3. トム・ペティ
4. ゲディ・リー(ラッシュ)
5. ジャック・ホワイト
6. ザ・ストロークス
 
Inning 7:シンガーソングライターとMLB
 
1. ポール・サイモン
2. ビリー・ジョエル
3. ジェームズ・テイラー&カーリー・サイモン
4. ランディ・ニューマン
5. ホセ・フェリシアーノ
 
7th Inning Stretch:ビートルズとMLB!?
 
Inning 8:ブラック・ミュージックとMLB
 
1. ウィノナ・カー
2. レイ・チャールズ
3. シスター・スレッジ
4. プリンスとミネアポリス、とボク
 
Inning 9:ヒップホップとMLB
 
1. ビースティ・ボーイズ
2. ア・トライブ・コールド・クエスト
3 ボールパークで働いていたヒップホップのレジェンドたち
 
Extra Inning:シカゴ・カブスとボク
 
Post-Game Notes あとがき
出典・参考資料
MOBY's PLAYLIST
 
目次見たら、音楽好き、メジャーリーグ好きのあなたは、必ず、ぽちりたくなります…。(笑)
 
アメリカのメジャーリーグの野球は延長戦が勝負がつくまでいくらでも続く。本書も、ひょっとすると延長戦(Vol.2)に続くかもしれない。(笑) 
 
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■ジャッキー・ロビンソン
 
献本のお礼をかねてモビーさんに、僕のメジャーリーグ・ネタでの唯一の自慢話、そのジャッキー・ロビンソン宅に行ったことあります、とメールを送ったら、さすがに驚かれた。(笑)
 
そのときのことは下記のパート3に書いてある。
 
カシーフとの出会い(パート1)
2016年09月29日(木)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12204518586.html
 
続・カシーフとの出会い(パート2)~真夜中のマンハッタンへのドライヴ
2016年09月30日(金)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12204789552.html
 
カシーフとの思い出(パート3)~ジャッキー・ロビンソン邸
2016年10月02日(日)


https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12205246447.html
 
カシーフとの思い出(パート4)~誰も聴いていない新人の新曲
2016年10月03日(月)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12205342457.html
 
カシーフとの思い出(パート5)~20歳の新人
2016年10月04日(火)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12205912901.html
 
カシーフとの思い出(パート6)~カシーフの来日
2016年10月05日(水)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12206232937.html
 
カシーフとの思い出(パート7)~ロスで再会
2016年10月07日(金)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12207059516.html
 
カシーフとの思い出(パート8)~感謝
2016年10月10日(月)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12207846433.html
 
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■ジャッキー・ロビンソン関連記事
 
映画『42~世界を変えた男』~ブラック初メジャー・リーガー、ジャッキー・ロビンソン物語を見たか
2013年11月22日(金)


https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11708491258.html
 
チャドウィック・ボーズマン43歳で死去~21世紀のヒーロー
2020年09月01日(火)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12621656078.html
 
 
 
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