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リトル・リチャードのドキュメンタリー、ラジオ番組でぞくぞく特集

リトル・リチャードのドキュメンタリー、ラジオ番組でぞくぞく特集
 
【Little Richard Documentary Movie “I Am Everything”】
 
2024年3月1日から日本でロードショー公開されているロックンロール創始者のひとりでもあるリトル・リチャードのドキュメンタリー映画『アイ・アム・エヴリシング』についていくつかラジオ番組で特集されている。
 
そのいくつかをまとめてみた。
 
2024/03/02 7:20-9:00 @ NHK-FM ウィークエンドサンシャイン
ウィークエンドサンシャイン リトル・リチャード特集 @NHKFM (1時間40分)
出演者 :ピーター・バラカン
2024/3月2日(土) 07:20-09:00

 
プレイリスト

https://www.nhk.jp/p/sunshine/rs/ZYKKWY88Z9/episode/re/BRZ4Y3VVWK/#program

 
Lazy Sunday Part 1 @InterFM
 2024.03.03 11:00-13:00 George Cockle 渡辺摩耶
(0:35分あたりから0:46 頃まで)

 
01. Tutti Frutti
02. The Girl Can’t Help It
03. Long Tall Sally
 
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FM香川
『ファミリー・ディスコ』
出演者 :DJ OSSHY
3月6日(水) 11:30-11:55 0:15分くらいから5分ほどコメント

 
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FMTOKYO The Trad 2024.03.06
ハマ・オカモト(OKAMOTO'S) / 中川絵美里 

ハマ・オカモトさんが、リトル・リチャードについて紹介
 
J-Wave Sonar Music 2024/3/6 22:00-24:00
ゲスト ROY  DJあっこゴリラ

ボーディーズのロイさんが、かなり詳しくリトル・リチャードについて、かなりの長尺で紹介。2パートにわけて。
 
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Inter FM 2024/3/7 20:00-21:00
ユキ・ラインハート、吉岡正晴

 
途中のミニ特集で約20分特集
 
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映画公式サイト
 

 
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トークイヴェント
 
2024/3/9(土) シネマート新宿
14:20の回・上映後
登壇者:臼井ミトン、高橋芳朗
 
【販売】各日、2日前からチケット販売開始
各日2日前0:00よりオンライン予約開始→

各日2日前劇場オープン時より窓口販売開始
【料金】通常料金 ※各種サービス適用!
 
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差別からの負のエネルギーをすべて音楽や言動にぶち込むその力


 
映画については改めてまとめるが、『ソウル・トゥ・ソウル』の中で話そうと思っていたが、時間の関係で話せなかったこともあった。
 
いちおう、メモとして次のようなことを話そうとしていた。
 
+リトル・リチャードは、体の障害(手足の長さが左右で違うこと)のため、ゲ(同性愛者)だったことなどから、父親から愛されなかった
+黒人であり、ゲイであり、障害があったこと、背が小さかったために「リトル・リチャード」(チビのリチャード)と呼ばれ、二重にも三重にも差別されてきた
 
+その差別に対する反発のエネルギーをすべて音楽と発言にこめていたかのようだった
 
₊ゴスペルとブルーズを融合し、そこにゴスペルで高揚する要素を全面に押し出し、それをダンスの要素にし、誰でも体を自然に動かしたくなるようなものに仕立てた
 
+いわゆるドラグ、けばけばしい(フレイムボイアント)なファッション、派手な動き、言動で、注目。これらの要素は、のちにデイヴィッド・ボウイ、エルトン・ジョン、プリンスらに継承
 
+常にプリミティヴな黒人音楽は、それを薄めることによってより広い層に受け入れられるという鉄則があり、リトル・リチャードの場合、まさにその典型だった。それゆえ、ゴスペルとブルーズをあわせたリズム&ブルーズが、白人に薄められたことによってロックンロールという形態になり、より幅広い層に受け入れられたことを体現している。
 
+しかし、元々信心深いリトル・リチャードは、ゴスペルは「神の音楽」としてリスペクトするが、「ブルーズ」や「R&B」を「悪魔の音楽」と捉えており、どこかで罪悪感をもっていた。
 
+これは少しだけ描かれていたが、ロック創成期には印税の概念はそれほどしられていなかったので、彼らが白人の狡猾なビジネスマンたちにいいように搾取されてきたことなどについて。
 
+シドニーに向かう飛行機で火の玉を見て、改心し、世俗音楽からゴスペルの世界に戻ることを決意
 
+1988年3月ニューヨークで行われたグラミー賞発表の席で、「ベスト・ニュー・アーティスト」を発表するプレゼンテイターとして「グラミーは、、、、アタシ」と何度もやって笑いを取るが、そうした賞への恨み節を語る
 
+1986年1月、ロックンロール殿堂入りを果たすが、その前の交通事故でショーに参加できず。
 
+1997年1月、アメリカン・ミュージック・アワードで「特別功労賞」を受賞するときに、涙。
 
+オリジネイター(創造者)、エマンシペイター(解放者)、アーキテクト(建築家、形作ったの意味)
 
+この言葉が印象に残る。「リズム&ブルーズにはベイビーが生まれた。誰かがそれにロックンロールと名付けた」
 
+リトル・リチャードは、ロックンロールの創始者のひとり。
 
このあたりをうまくまとめて話したがったが、時間的に無理だったw
 
改めて、原稿にまとめます
 
Little Richard I Am Everything Blue Ray
 

 
 
ENT>MOVIE>Little Richard
 
 


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