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人から勧められた投資商品は 買う前によく調べたほうがいい!というお話

エボランの株式投資日記 2022 11/28
銘柄:6262 ペガサスミシン製造:952(-12) +7.29%
   2163 アルトナー:1,033(-25)+3.10%
   3187 サンワカンパニー:1,156(-20)+1.58%
・・・

常連のコーヒー専門店のカウンターに座ると、そこには別のコーヒー専門店のオーナーAさんが遊びに来ていました。

マスターを交えて3人で雑談。
いつの間にか会話の流れは資産運用の話に!

その中で1番投資経験があるのはエボランでした。

そこで、ちょっと先輩ズラして、「NISAを使って投資信託ぐらいはやったほうがいいんじゃない?」などと振ってみました。

それまで何も言わなかったAさんが、
「実はやっているんです。」と、ボソッと呟いたんですね。

「S&Pとか、米国株投信?」と聴くと、知り合いに勧められた商品で、早く増やしたいのでちょっと無理して、毎月まとまった金額で投資をしていると言うんですね。

どんな商品かを聴いたんですが、なかなか教えてくれません。

しばらく黙っていて、ようやく、

「『メティス』というんです。」

と、言葉を噛み殺すような口調で言いました。

「手数料はどのくらい?」と聴くと、また、ボソッと、「安くはないみたいなんですよ。」と、感情を押し殺したような返事をします。

どうやら、自分が投資している商品についてよく知らないみたいだったので、気になって、「メティスね。ちょっと調べてみるよ!」と言ったら、急に不安になって来たのか、「お願いします!」と語気を強めて哀願されたのでした。

家へ帰って、PCで検索。

「メティス 評判」などの検索ワードを入れて、出て来たページのトップから順番に記事を開けて行きました。

そしたら、あまり評判のよくないことが書かれたサイトばかりが並んでいたんですね。

たとえば、こんな感じです。

“メティスの積立商品は2年の初期口座期間とその後の貯蓄口座に分かれています。しかし、この初期口座に対して4.8%の額が毎年手数料として徴収されることになります。これは、他のオフショア投資の手数料に比べても高めになります。「手数料が高いから悪い」というわけではありませんが、他のオフショア投資会社を比べてみても選ぶ理由にはなりません。“

とか、

“メティスはIFAをアテナベストの一社のみしか扱うことができません。
現在このアテナベストの運用成績があまり良くないのが現状になっています。13年間の平均の年間利回りは2~3%となっています。この年間利率では、手数料等を加味すると運用益が打ち消されてしまいます。”

などという記事。

中には、ファイナンシャルプランナーが、メティスに投資している人から相談を受けて、やめて違う商品を検討したほうがいい!というアドバイスをしたという記事が載っているブログもありました。

そんなサイトを5つほど選んで、リンクをAさんに送っておきました。

「これ、ヤバそうだからやめたほうがいいんじゃない?」などと、書こうとも思ったんですが、投資はあくまで本人の意思で判断してやるものです。

調べてみた感想は書きませんでした。

まあ、少し投資を齧ってる人だったら、調べてみて、手数料が高すぎるし、その割には、期待リターンが低いのがわかります。

まず、買わないですよね。

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