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お鍋でお米を炊いてみよう! vol. 4 炊き込みご飯(中級編) これで失敗しない。怖くない!

いつもシャープのホットクックをさらに簡単に使えないかと格闘したり、

ホームベーカリーとも格闘しだしたり、

栄養疫学ともお近づきになりたいシーニュと申します。こんばんは。こんにちは!

数回にわたり、お米の炊き方超簡単炊き込みご飯をご案内してきましたが、今日は超簡単中級編です。

超簡単中級編とは??

前回にも少し書いたのですが、炊き込みご飯って、生米から炊くお料理ですよね。「怖い」っていうと大げさですが最初は「失敗するんじゃないかと予測がつかない感じ」がしませんか?

私はビビリなので、失敗を恐れてなかなか挑戦できない具とかありました。鶏肉の「カオマンガイ」など…

「お米がちゃんとふっくら炊けなかったらどうしよう?」

「お米は炊けたけどお魚が生煮えになっちゃったら食べられないし…」

「豪華な具を使ってたり、お客さんが来る時なんかに失敗したら最悪。。」

「大根とかなら失敗しないだろうけど、キノコとか青菜とか縮みやすい野菜はどうなの?」

とか。今日はひとつひとつ、そんな不安をつぶしていけたらと思います。

なぜそんなにおすすめするのか…?

それは…炊き込みご飯愛ですかね…(いえ自分でもよくわからないです笑)

では…

レッツ炊き込み!!!

しなっとしやすいお野菜からいきましょう

加熱しすぎると組織が壊れてしまって歯ごたえがなくなる野菜、ブヨブヨとなってしまうきのこ類などを扱うときは、フライパンで炒めておいて、ご飯を炊く生米の段階でなく、蒸らしの段階で投入するとうまくいきます。

早速やってみましょう。

材料

お米(浸水済。今回は白米と発芽玄米を使用)
野菜(今回は小松菜を使用)お好みの量
醤油 (お好みで少々、白だし、牡蠣醤油などでも!)
分量外でサラダ油(太白ごま油などでもOK)

早速炊いてみよう

沸騰後弱火で12分、火を消して15分

「ご飯を炊く時間」はまったく同じです。

0 お米を浸水しておきます。(暇な時にお米を量って水に浸けて冷蔵庫にキープしておけば、思い立ったらすぐ炊けるのでおすすめ!)

1 まずタイマーを12分にセットします。

2 お鍋に水を切ったお米を移し、お米の1.2倍の水をはかって入れます。またはお米より5mm〜ぐらい上まで水位が来るように調整し(お鍋の大きさ=直径により加減します)、蓋を閉めます。

3 お鍋を火にかけ、蓋をして、蓋の内側ギリギリまで吹きこぼれそうになったら(または多少吹きこぼれたら)弱火にしてタイマーのスイッチオン。

4 この12分の間に、小松菜を油で炒めておきます。

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しんなりしたら、お醤油やだし醤油少々を加えてなじませておきましょう。減塩の味つけに慣れている方は本当に2、3滴で、香りづけ程度でOK。

5 タイマーが鳴ったら止め、15分にセットしてお鍋の蓋をとり、様子を見ます。

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お米が立ち上がってふっくらし、表面が少し乾き始めて「ご飯」の香りがしていればバッチリ炊けています。

6 4で炒めておいた小松菜を投入!!フライパンに水分が出ていたら、それもすべてお米の上にかけます。

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蓋をして15分のタイマーをスイッチオン。(おこげを作りたい場合はパチパチと音がするまで火を強めて鍋底を焼いてから止めます。)

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15分蒸らしたら、出来上がり!!

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失敗しない秘訣=「炊き込まない」!?

熱を通しすぎると色が退色したりシャキシャキした歯ごたえが失われてしまう食材は、蒸らし時間の前に入れるのがポイントになります。

火が通りすぎてしまって、色が抜けるのが心配なときは蒸らし終わり5分前ぐらいに投入するといいです。

短時間でもある程度はご飯に素材の香りが移って、混ぜた時、15分の時とは若干違いますが、これはこれで美味しくいただけますよ。

今回はお野菜で作りましたが、原木しいたけとか、美味しい秋のキノコでも同じように作ることができます。

複雑な馥郁な香りが満ちて、乗っけただけ、お醤油だけの味つけとは思えない逸品に。全力でおすすめします。

薄切りのお肉も同じ要領で

考え方としてはかなり同じような感じで、火加減が難しいものは「炊き込まない」でOKです。※脂肪の多い煮込みに適した塊は「炊き込む」のがおすすめですが、長くなるのでまた次回ご紹介します。

お野菜と同じように、お米を12分加熱している間にフライパンで炒めます。

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味つけ(今回はXO醤、花椒醤、牡蠣だし醤油、胡椒、生姜の中華ギルティ味にしました)。炒め加減は、表面に焼き色がついた方がいいので調味料を先に入れますが、あとは普通の豚肉炒めと同じにします。

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炊けたお米に乗っけて

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蓋を閉め、

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※ちなみに…炒めに手こずってご飯が炊けるまでに完成しなかった!って場合もリカバリー可能なので大丈夫ですよ。

ご飯の火を止めて、炒めた野菜やお肉が完成して乗せて蓋を閉めてから火をつけてタイマー15分スタート。小さくパチパチ音がし始めたら火を止め、そのまま待ちます。

そして15分後…できあがり!

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薄切りお肉炊き込みのポイント

今回は黒米入りご飯と豚バラ肉で作ってみました。

蒸らしの時に、100度以上にはならないとはいえほのかに熱が加わるので、脂が多い部位の方がパサつく心配がなく安心です。

お肉にあらかじめ火が通っているので、生焼け、ご飯が炊けていないかも!の心配もないですし、途中からの投入とはいえ15分しっかり蒸らしてあるので、脂がご飯に回って香りも移り、具材もふっくら仕上がって、乗せただけとは思えないうれしさです。

もちろんお肉に合う野菜を入れることもできますが、具の種類が多いと水分が溶出して焼き色がつきにくかったりするし、同時にお米も炊いているし他のおかずもあるので結構忙しいため笑、一種類の具で無理なくやるのが、個人的にはおすすめです。

ビギナーを自負される方でも、最近お米を炊けたよ!って方なら、ゆっくりゆっくりでも、手順通りにやれば問題なく完成できると思います。ぜひやってみてくださいませ。

ありがとうございました

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

次回は塊お肉とお魚の超簡単おすすめテクをお伝えしますね。もうしばらくだけお待ちくださいませ~

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いつも貴重な時間を使って読んでいただき、少しでも有益、気晴らし、になるものを提供できるようになれたらと思います…

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