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お鍋でお米を炊いてみよう! vol. 6 長粒米も自由自在(なにげに時短も)

こんにちは。いつもシャープのホットクックでさらにラクすることを考えたり、

ホームベーカリーで国産小麦のパンを焼こうと頑張ったり〜

栄養疫学も勉強中。シーニュと申します。

最近秋のせいかお米がとみに美味しくて、お鍋でご飯を炊いたり炊き込みご飯愛語りまくったりしておりましたが、勢いで長粒米のお話もさせてください

そうです。インドカレー屋さんなどで、「お米をバスマティライスにすると100 円アップ」などの香り高き高級米。いつものお鍋でも簡単に炊けるんです。

いろいろなお料理に合わせられるので、一緒にやってみられませんか(*^o^*)

通販で買ったジャスミンライスやバスマティライスが余っちゃって…という方にも、すぐに活用できる方法もご紹介していきたいと思います!

※今回はパスしますが、湯取り法という方法に関してはこちらがわかりやすくておすすめです

レッツ炊飯の前に…ジャスミンライスとバスマティライスの違いをおさらい

日本で安定的に輸入されていて買いやすい長粒米はこの2種です。

・タイの高級米=ジャスミンライス

・インドやパキスタンの高級米=バスマティライス

ジャスミンライスの方はパラパラ軽い口当たりで幅広いお料理に合います。バスマティライスはフワッフワの炊き上がりで本格インドカレーを格上げしてくれるイメージです。

特にビリヤニを作りたい時にはバスマティライスがマスト!本当にお店みたいになりますよ。

どちらを使いたいか決まったら、早速やってみましょう。

レッツ長粒米炊飯!!

材料

お米(浸水しなくてOK)
水(今回はお米の1.5倍。各ブランドで違うので、お米の袋の指定通りに)

サラダ油(分量外、香りや味のない油で代用可)

炊いてみよう

油で炒めて水分を飛ばし、沸騰後弱火で20分、火を消して5分

1 まずタイマーを20分にセットします。

2 お鍋にサラダ油をなじませ、お水で軽くゆすいだお米を投入し、中火で炒めます。

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お米が少し黄色っぽく変色してきたら水を入れ、沸騰するまで火を強めます。

3 蓋をして、蓋の内側ギリギリまで吹きこぼれそうになったら(または多少吹きこぼれたら)弱火にしてタイマーのスイッチオン。

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※パチパチいっていたら水分が足りなくて焦げかけていますので、お水を足し、再び蓋をします。

4 タイマーが鳴ったら止め、5分にセットしてお鍋の蓋をとり、様子を見ます。

ポップコーンのような香りがあたりに漂って、蓋を取るとお米が立ち上がってふっくらしていたら炊けていますので、火を止めて蓋を閉めます。

5 火を止めたら5分のタイマーをスイッチオン。蒸らします。

出来上がり!!

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軽くて香ばしいいい香りがして、フワフワ、パラパラに。

カレーもこのとおり。

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日常的ジャスミンライスのすすめ

ジャスミンライスのような長粒米は世界じゅうで食べられているそうで、流通の80%が長粒米なのだそうです。なので幅広いお料理に合います。

タイ料理やインド・スリランカカレーはもちろん、麻婆豆腐や、ちかごろ人気の魯肉飯(ルーローハン)ともいい感じです…!

ラム肉の中近東風とかギリシャ風などの、「本当はクスクスとかが合うんだろうけど、日本で毎回全部は買えない」「メインのレシピはあったけど、付け合せに何が合うかわからない…」って時に、ジャスミンライスをつけ合わせにすると、たいてい上手くまとまります。

なんとなく白ジャスミン米では合わなそうな時は、炒める時にターメリックパウダーを色づく程度に入れて炊いたターメリックライスにして添える感じにしてます。

※本場の方には絶対「ちがーう!!!」って感じだと思うので、あくまでも「日本で中近東風お料理にチャレンジする時の【代用】」として楽しむようにしましょう…

未知のお料理をついつい「〇〇ライス」にしてしまいがち。でもちょっぴり本格的にしたいのでジャスミンライスで。

パンやクスクスも好きだけど、やっぱりお米が好きなワタクシです。

時短ご飯にピッタリ

お水に浸けておかなくていいぶん、日本米よりも素早く炊けるのもポイント。

一度使い始めたらやめられません。

うちでは、「お腹すいた、30分で何か食べたい!(冷凍ご飯のストックもない泣)

って時に、あえてメニューをカレーや台湾風や麻辣中華に寄せ、ジャスミンライスを炊きます。

30分で鯖缶カレーやキーマカレーなど、時短で作れるカレーは多いですが、ジャスミンライスであれば、その簡単カレーを作ってる間に炊けちゃいますので至便です。

別のお鍋で小松菜をカレー粉やガラムマサラで炒めたりすれば、お野菜も取れて栄養バランスもグッド。

おすすめブランドは

フェニックスのジャスミンライスは、ラグビーボール型に炊き上がり、噛みごたえがサクサクとして、幅広いお料理に合うのでよく使います。

果たしてタイの方的にオッケーなのかわかりませんが、多少焦げちゃってもお焦げもおせんべいみたいでサクサクして美味、なんぼでもイケる。タイ料理店でお焦げに出会ったことはないので邪道な気もしますが…

そしてバスマティライスの日本における定番ブランドといえばラルキラ。

カレーが好きな方なら「お店と同じだ!!」と感じられるのではないでしょうか。

ちなみに…カレー民ならこだわりたいバスマティライス、敬愛する水野先生によるさらに詳細な解説はこちらです。

書いておかなければならないこと…平成の米騒動。

今は昔の平成5年(1993年)の日本では、お米が歴史的不作となり、タイ政府にお米の大量輸出をお願いする事態に発展していました。

当時はせっかくの香りを取る(!)方法テレビでが全国放送されたりと、今思うと本当にタイの方に失礼だったと言われています。調べたら、タイ国内でも日本に対して批判があったそうです…。年齢によっては、長粒米にはちょっぴり苦い思い出が…と覚えている方もいらっしゃるかもしれません。

今となっては一般家庭でもジャスミンライスやバスマティライスはわざわざ輸入している高級米だとわかっているので、信じられないような話かもしれませんが、やはり外国の風土や文化とともに発展してきた食材や現地の方たちに対するリスペクトはどんな料理に対しても忘れずにいたいなーと思うばかりです。

ありがとうございました

長いポストになりましたが、読んでいただきありがとうございました。

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今後も更新がんばっていきますので、またお立ち寄りくださいませ〜。

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