見出し画像

井上尚弥の顔つきとやりたいことが変わらないこと

昨夜人生初、画面越しにボクシング観戦をしました。古くはガッツさん、具志堅さん、渡嘉敷さん。引退後、タレントとしてご活躍されるボクサーの「ぼくさーぼくさーなの」というギャグでへらへら笑っているくらいで今まで痛そうなので試合はほとんど見てきませんでした。

昨日のはショーではなくスポーツ。ガチな真剣勝負。たるんだゴールデンウイークの気持ちを吹き飛ばすほどの衝撃。大型連休の最終日の20時ゴングで有難かったです。あんなに近い距離で1対1で相手の目の動きさえ読みながら全身を駆使するのはボクシングくらい。普段練習していなければあんなスピードのパンチがよけられるハズもなく、身体のキレと足の強さも含めて別格でした。相手が攻めてきたタイミングを利用し打つ。そのムダがない動きと3分という時間の遣い方の上手さを素人ながら感じました。最後のノックダウンまでの一気呵成に叩くところまでが勝負。倒すまでやるというのがボクシングの凄みでした。

昨日のチケットの一番良い席はは22万だっただそう。本場ラスベガスならば200万が当たり前のリングサイドが22万で見れるとすぐにチケットはソールドアウト。ボクシングのチケットがこんな高額であるのは、選手に敬意を払いたくさんのファイトマネーを渡すためだそう。今回リーズナブルな価格にしたのは井上をもっと多くのヒトに見てほしいというイベンターの熱意だそう。昨夜はAmazonプライムの放映権も含めて素晴らしい企画でした。

1ラウンド目のはじまってすぐの井上選手の人生初ダウンは本人が一番びっくりしていました。しかしそれ以降の気迫が凄い。ダウンはフリなのかと思うほどでしたが試合中に茶番するわけがないとと思い見つめていました。その後は見ている側が「負ける気がしない」という気迫がありました。私が注目したのは顔つきです。少年のときから気が強そうな顔をしておられますが今はもっとよい顔。目が澄んで遠くをみていてもう王様の顔。

ヒトはこれ以上できない努力をすると顔つきと風格は別人になれるんだと思います。今日本人でもっとも素敵な顔をしている1人だと思います。大谷君に井上君。日本には素晴らしい青年がたくさんいます。夢がもてました。

勝つために必要なものは科学的に分析していく冷静さと落ちないメンタルをもてるとこんな顔になるんだと思います。続けた時にあるもっともっといけるががよい顔になるんだと思います。見栄っ張りで新しもの好き。軽い。チャラいとは対極の顔です。

この記事が参加している募集

広報の仕事

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?