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『キングダム』山の神とは、口うるさい妻をいう俗語。

『キングダム2』観に行かねば!


ふだん「ねば」は捨てていますが、(笑)映画とかイベントは別!


『キングダム2』の前に、復習しておこうと、昨夜は『キングダム』を見ていました。

山の民の王様、楊端和(ようたんわ)は、強かった!


戦うことが好きなんだなぁ、「我らは少々荒々しいぞ!」と言い切ったように、血まみれ、血しぶき、ヘッチャラさ、のキャラです。


戦闘シーンでは弓で次々と射貫かれて「死んじゃった」と思われる兵士たちが、もう全滅という土壇場で、何ごともなかったように立ち上がって、全然戦闘力が落ちていない。


これこそ、潜在能力を全開しちゃったブレークスルーですよね?


死んだと思えば「死ぬ」し、生き延びて「戦う」と思えば「戦える」


まさに、肉体だけで生きてるわけではない、イエス・キリストやオオクニヌシのように「何日かかかって生き返る」復活ではないの。


不死身というカンジね!
ともかく「負けない」と思ったら「負けない」という「言霊利用」の極地・極限と思って、斜め下45度から観たことをお伝えします。


山の神は文字通り、山を守り、支配する神、「山神」のことであった。
山神は、女性神として信仰されることが多く、恐ろしいものの代表的存在であったことから、中世以降、口やかましい妻の呼称として「山の神」と言われるようになった。


『古事記』には、大山津見神(おほやまつのかみ)の娘、石長比売(いはながひめ)が、山の神の一員であったという説話があり、その説話に基づくとする説もある。

しかし、山神信仰は上代からあり、個の具体的な話に断定できるものではない。

山神信仰全体から見て、「恐れられた神」「女神」であったことを主に考えるのが妥当です。

そういう点では、楊端和はピッタリだし、私は神功皇后を思い出しました!

『キングダム2』では「蛇甘平原の戦い」で、平原ですから出番はないようですが、また新しい見どころは満載なので私的にはOKです。

『キングダム』で王座奪還の決め手となったのは、左慈と信の宮廷内での一騎打ち。

左慈はドリーマー「信」を、殺す役目ですが、人生にニヒルに飽きちゃってる絶望キャラ。夢見たりする甘っちょろいガキはさっさと始末してやるわ!という気迫はすごかった。

この左慈、殺し方が残虐すぎるといわれる男ですが、残虐さを見せつけて
「戦いのバカバカしさ」を見せつけているとも考えられます。

左慈の「戦場には夢なんかない、甘ったれるなガキ!」というセリフ、ドリームキラーですよね!


殺し方が残虐すぎると将軍をやめさせられ、「人斬り役」となるも、冷静沈着、何も面白くない絶望の人。


左慈は、ドリームキラー役だったけど、信に負けちゃったから、ドリームキラーは殺されちゃった。結果的には「もういないよ、ドリームキラー。存分に夢見ていいぞ!」役になってしまったのでした。


私としては
「名前」を読み取らなきゃ気が済まないので・・・


左慈の名前:

「左」は左手の形で、左の最初の形です。「工」は神に仕える人が持つ
まじないの道具(呪具)です。

神は奥深く暗いところに隠れているので、その神のたすけをえるためには、
神のいるところを尋ねあてなければなりません。

そのために左手に神を呼びよせる、おまじないの道具の工を持ち、祈って
神のいるところを尋ねることを示しているのが左の字です。


右が神を呼びよせる、祈りの文を入れた器の口を右手に持って、神のいるところを尋ねるのと同じように、左も神をたずねる方法を表している字です。


「左」は左手に「工」を持つ形ですから、「ひだり」の意味に使います。

左と右はもと神に祈る行動でしたが、のち人のために祈ることから、左と右にはともに「たすける」という意味もあります。


尋(たずねる)という字は、もとは探の形に作ります。左と右を上下に組み合わせた字が(じん)で、尋ね人のように、人をたずねるという意味に使われますが、神のいるところを「たずねる」というのが、もとの意味です。

「慈」

会意兼形声文字で破字すると茲+心。

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「並び生えた草の象形と2つの糸の象形」
「草・木が増える」の意味と「心臓」の象形から、子を増やして育てる心を意味し、そこから、「いつくしむ」を意味する「慈」


何とも皮肉ではありますが、だれかを残酷に殺すことによって「殺しは無益」と見せしめることによって「闘争」より「逃走」を選んだ方がイイと
教えてるんですよね。


私もビビりなんで、現実は「逃走」タイプ、

でも、


怖いーって顔を覆った両手の指のすき間から、映画という作り物の「歴史スペクタクル」は大好物かもしれません。(笑)


娯楽ですからね!変なところばっかり見てはいますが・・・


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