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#21 サッカーにおける認知力とは??






※この投稿は前回から続いているため、まだ見てない方はまず、こちらからご覧ください。↓↓



前回の投稿では「うまい選手・いい選手」の定義について書かせてもらいましたが、


今回はそれと関連づけてサッカーの中で【認知】することの重要性について、個人的な考えも交えながら書いていきたいと思います。





※ここからはすべて、あくまで私の個人的な見解になるので、悪しからず。







サッカーの中でプレーするための基本的な要素として「認知」「判断」「アクション・実行」があります。


ここでの

『認知』とは..

・情報収集(視る、聴く、触る)

・選択肢を増やすための準備

・プレーするための準備



などになります。




つまり...






「認知」することによって、良い「状況判断」につながり、良い「アクション」が生まれるということです!









例えば

テクニックがある、足が速い、ドリブルがうまい、パスがうまい
これらはすべて「アクション」です。




しかし、日本ではその「アクション」が強調されすぎている風潮があるように私は感じています。



それはフィールドプレーヤーに限らず、ゴールキーパーにも言えます。
「キャッチング」や「セービング」がフォーカスされすぎているということです。





近年、「テクニック塾」「ドリブル塾」「キック塾」などが日本の中で流行っているというのをよく耳にします。



私は個人に特化したスキルを身につけるために、このような塾やスクールに通うことは理解できます。
(これに関しては私個人的な見解がありますので次回の投稿をお楽しみに!)



ただそれらのスキルはプレーする上で必要ですが、試合中で適切に使えなければ、なんの意味もありませんよね。



ゴールキーパーの「キャッチング」や「セービング」もゴールを守る上では必須ですが、そこにいくまでの過程(認知、判断、ポジショニング)が重要です。







例をあげると、、



テクニック系の選手が日本で活躍し、海外へ行き、適応に苦しんだり、活躍できずに日本にすぐ戻ってくるケースがありますよね?


それは日本で育成年代から「アクション」重視で学んでいたがため、その後、海外で「認知」することの重要性を目の当たりにし、それ対する正確な「アクション」を求められるので、その適応に時間がかかってしまい、選手として評価されなくなる。





ちょっと難しいですかね...??笑








簡潔に言うと、適切な「アクション」と
ただの「アクション」の違いです。



前者は、その状況を「認知」した上での「アクション」。

後者は、目的のない「アクション」。




今回の記事の中で、真っ先に思い浮かんだ日本人が久保建英選手です。


彼は10歳からバルセロナの下部組織で「認知」先行で学んで、そこに対する「アクション」を身につけているので、観ていてテクニカルで、かつ、『プレーの引き出し』がすごく豊富ですよね!

なので、「認知、状況判断」をした上で、自分の持っている豊富な引き出しの中から最適なプレーを素早く選択できるのではないかと個人的には考えています!




彼は以前インタビューで

「相手の2人目のカバーリング選手が遠い位置にいたので、迷わずドリブルで仕掛ける決断をしました。」

と言っていました。




これこそ、試合中ドリブルを仕掛ける中で、対峙している相手だけではなく、その先の状況まで「認知」して、それを「アクション」に繋げた結果です。





メッシ選手やイニエスタ選手となると、彼らは試合中相手の重心や心理まで「認知」しているレベルなので桁違いですよね!











ではなぜ、そのような選手はプレー基準(認知、判断、アクション)が高いのか??
世界で活躍できる「いい選手」が輩出されるのか?








それについて、現在の育成指導の中での発見も含めて、個人的に考えることを次回の投稿で書いていこうと思っていますので、よろしくお願いいたします!!











今回はこれまで!!







長々と失礼しました。
そしてご覧いただきありがとうございました。


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それでは!!





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