GPSに見守られて歩く
年末年始の奥多摩旅ではたくさん歩いた。
履歴から目標歩数を設定してくるGARMINからは今日、1万6000歩もの大移動が要請されている。
私はGoogleMAPを見ながらよく散歩をする。
静止した地図を読むのは苦手だけど、地図上の私に動きが加わることで「私この中にいるぞっ……!」っていう感覚になるのが面白い。
私は残念ながらうまく地図が読めない。
地図が示す図形やら記号やら線と、この現実を上手く接続することが出来ない。
地図が読める人はさらっと地図を現実に還元する。
でも私は地図の全てと現実の全ての一致を疑う。
地図をグルグル回す。回らない現実の方に疑いを持つ。
そして、現実も地図も放棄し己の感覚で歩き出す。そして迷う。そして自分の感覚も放棄し彷徨う。ここまで出来てやっと報告音痴です。
GPS機能が発明されなければ、今も私と地図は断絶されたままでした。ありがとう、GPS。これこらもずっと私を捉え続けてね……
今日もGoogleMAP頼りに1万6000歩歩いてきます!行ってきますのでおしまい。
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