問題解決プロフェッショナル 「思考と技術」

ロジカルシンキングについて振り返ることを目的に読んだ本です。事例が豊富で、紹介されている考え方をどのように当てはめたらよいか理解し易かったです。

王道の『考える技術書く技術』との比較で、この本から学んだ点は以下です。

  • ポジメン、ロジシン、パラテン 
    -ポジティブメンタリティ: けっしてあきらめず前向きに物事をとらえる
    -ロジカルシンキング: 論理的に考える
    -パラダイム転換: 従来の枠組みからの転換を目指す

  • 原因追求のロジックツリー
    -根本的原因を解明し 解決すべき課題を特定するため
    -WHY? を繰り返すことで、①原因の広がり(モレ・ダブリなく)と②原因の深さを確保する

  • 解決策具体化のロジックツリー
    -的を外さず、すぐにアクションに結びつくような具体的解決策を得るため
    -SO WHAT? を繰り返すことで、①原因の広がり(モレ・ダブリなく)と②原因の深さを確保する
    -単なる原因の裏返しの解ではなく、画期的なアイデアが出てくる可能性がある
    -ロジックの糸で説明できれば、説得力あり

  • ソリューション・システム
    -課題設定、解決策の仮説、解決策の検証 評価の3ステップを経て、解決策実施
    -現象、問題(現象をどう捉えるか?問題か?誰にとって?)、課題(解決すべきと意識された問題)を分ける

  • ソリューションシステムシート(p137)

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