半年のロンリネス育児が終わって考えたこと
夫氏の仕事は秋から春までピークになる。
年明けからは休みも少なく、土日はもちろん出勤になる。
おはようからおやすみまで、私がワンオペ育児で過ごす日も半年ほど。
自分の時間なんて樹海に落としてきたようだ。樹海行ったことないけど。
フルタイムかつワンオペかつロンリネス育児の苦悩
時に私もフルタイム正社員、残業もあれば外出もバンバンある。
仕事自体は大好きだし、働き方を変えるつもりはない。
が、19時前後に帰宅し怒涛の上21時台に寝かす×半年はなかなかしんどかった。
(リモートもできる環境ではあるが、私がリモートが苦手なため出社しがちなのです)(通勤時間が唯一の1人時間でもある)
週一くらいで夫が平日休みなので、そこは楽できるが、
いかんせん「自分だけの休み」がほぼゼロなのが本当にしんどかった。
ロンリネス育児のため、頼れる人も周りにおらず。友人は結構いるが皆それなりに忙しかったり、遠かったりするので「明日遊べる?」「今からいける?」とかはない。
それに、未就学児×2人を1人で見るとなかなかなカオスになるわけで、諸々のお誘いも断らざるを得なかった。これが地味に辛かった。中にはキャリアにつながりそうなものもあった。
3歳児健診で言われたこと
息子氏の3歳児検診の後に1人だけ別室に連れていかれた。
私は2人目の産後にうっかり適応障害になったもんだから、市の中でも「よくみておくべき母親リスト」に入ってるようで(?)
保健師さんとの面談が入っていた。
この頃には不眠や食欲不振などの適応障害的な症状は落ち着いていたけど、ワンオペが続く中でのストレスは凄まじく、そこそこしんどいという話はした。
「お子さんをお預けになられて、リフレッシュされてはどうですか?」
保健師さんは心からそう助言してくれたんだと思う。
けど、よくよく考えたら、どこに預けるんだ?という話。
「そう思うんですけど、保育園の土曜保育は両親の出勤が条件なんですよね。ファミサポもタイミング合わず、民間のサービスも使い勝手はよくないです。一時預かりサービスはありますが、3歳未満とのことで……どこに預けたら良いんでしょうね。」
保健師さんも、「あ……。」という感じ。少し気まずい雰囲気。
保健師さんの言葉はごもっともだし、心からの助言とは思う。
んだけど、追いついてないのだよ、諸々の制度が。
綻びが出てきたサービス
保育園に土曜日保育を求めるのは違うと思う。先生方にもお休みは絶対の絶対に必要。ファミサポしかり自治体のサービスしかり、「なんとかしよう」という心意気は感じる。
が、多分もう無理なのだろう。
公的サービスだけでは立ちいかなくなってるんだ。
とはいえ民間が対応できるかというとそうでもなさそう。
我々のようなロンリネスママが求めているのは「ちょっとだけ見てくれれば」なのである。
たいそうな月間契約までは求めてなくて(いや、求めてる方もいるだろうけど個人的には不要)、スポットを何回かお願いしたいくらいなものなのだ。
民間サービスはこのスポットがなかなか使いにくいように思う。
そりゃビジネスとして捉えたら、不安定なスポットより、安定的な月会費の方がよいだろう。わかる。わかるよ。
けど結構高いんだわ。なんのために働いてるかわからなくもなる。
じゃどうすればいーのさ
と、ここまできてこれからどうすれば私のようなロンリネスママが「ワンオペ育児辛い」と号泣しなくて良いのかを考えた。
そのヒントがコミュニティスクールにある気がしている。
官だけでも民だけでもない、間が入りこむ世界観。
間が入り込むということは、お客さんと店主、保護者と先生みたいな対構造ではなくなる。間の人間が入るので、何だか少しややこしくなる。
「何があったらどうするんだ」に対して、相当な対話と時間が要るんだろうけど、その結果として出来上がってきたものは強固でありながら、柔軟なものになる気もしている。
コミュニティスクールがあるならば、コミュニティ育児もあってよいんじゃないの?
そんな取り組みしてる場所はあるんだろうか?
もしそのような場があるなら是非に活用したいし、自分の地元に取り入れたい。
ないなら、ゼロからつくるでも良いのかもしれない(ゼロイチは得意)
ないならつくれば良いのだ。
そんなことを思った、ワンオペ半年が終わったある日の朝なのでした。
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