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叱らない育児は母性神話ではなくストレスコントロールの一端…か?

一作日、娘が私を叩いたり蹴ったりすることに対して
どうしたもんかという記事を書きました。

自分はこのヨシタケさんの意見に救われているんですが

いつも笑顔とかキラキラした育児とか、もうほんと無理…!!という
それはそれはひねくれている人間で(笑)
涙も鼻水も汗も流しながら必死こいて、それでも匍匐前進していくのだよ育児ってもんは…で、たまに輝く幸せがあるんだ…という感じなので
「いつも笑顔で育児」「叱らない子育て」には相当懐疑的でした。

その中で「いつも笑顔で」はまあ無理として←
「叱らない子育て」は試してみてもいいかもなと思った2日前。
そして実践中の今。

あ、これは本当に叱らなくてもいいのかも…と思ったことがありました。

2歳は2歳なりに頑張っているんだよう

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これは私がジブリで一番好きな「平成狸合戦ぽんぽこ」のコピーですが(笑)
2歳だってがんばってるんだよォ。なんだと思ったんですね。

娘は保育園ではおともだちを叩くところか
泣いている子には「大丈夫?」「いっしょに遊ぼう」と声掛けしたり
家とは違い自分で着替えて、オムツも自分で履き替えるそう。

全然家とちゃうやん…と思ったのですが
2歳は2歳なりに、外の世界で頑張っているんだろうか…と。

だから家では頑張ることを休んで、ギャーギャー言うのかもしれない…

私を叩くことは、甘えていることなんだろう。
それはわかっていました。
でも叩くことは悪いことというのは伝えたかったので、叱っていた。

ただ、家で発散できると思ったのに、それも叱られてしまったら
この子はどこで発散するんだろう…

そう思った時に、「叱らない育児」はいわゆる母性神話ではなくて
娘のメンタルバランスのために必要なのではないかと思ったのです。

昨日も叩かれた。けれど。

昨日も叩かれました。涙
また、何回もTVを叩いていました。

いつもなら叱るのですが、今回は叱らずに
「ママもTVさんもとても痛いよ。何か嫌だったんやね」と言い
しばらく見ていました。

ひとしきり叩くと落ち着いたのか、「○○が嫌だったの?」という問いに
ちゃんと答えてくれました。

彼女の要望を受け止めたうえで、妥協案(何でもかんでも聞くのもよくないと思っている…この線引きも難しい)を提示し
何となくではありますが、お互いいい感じにイライラすることもなく
終われた気がします。

イヤイヤ期も一種のWIN-WIN交渉かも

至極当然ですが大人ほどうまくいかないけど、
この「叩く・蹴る・投げる」という行為には、お互いの要求を提示して
お互いの利益になる結論を出すのがいいんかと。

これって交渉なんちゃうか…と思ったのでした。

いつもいつもうまくいくことはないし
着替えないイヤイヤはまた別の対策が必要ですが、
「叩く・蹴る・投げる」については、もうしばらくこの方法を試してみようと思います。

それでは!

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