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初心者が個人輸入のメルカリ物販を1年やってわかったこと


去年(2023年)の3月にいきなり個人輸入のメルカリ物販を始め、1年以上経ちました。

メルカリが苦手でアカウントすらなかった状態から、開始9ヵ月目で購入資金を上回る額を売り上げ、仕入れ値を回収することができました。

ということで、今回はその経緯をまとめます。

記事の前半は気づいたことや収穫などを公開し、記事の後半ではいきなりの個人輸入でなぜ黒字化できたのか、またメルカリ物販をするときの注意点を有料でご紹介します。




まず、初心者が個人輸入のメルカリ物販を1年やってわかったことを結論から先にお伝えすると…


本業にするには厳しいけど、利益以上の収穫があった


です。


その収穫って何?というのが、こちら。

  1.  お金を稼ぐことに対するブロックが外れた

  2. 自分のセンスが通用することを知れた

  3. 自分の商品を作って売るロードマップができた

以下、くわしく解説していきます。



お金を稼ぐことに対するブロックがだいぶ薄くなった


私が個人輸入を始めたきっかけは、5万円でできる自己投資をしようと考えたところから始まります。

ちょうどこの記事を書いたころ、自己投資の名目で4万円弱ほどの商品を個人輸入し、メルカリで売り始めていました。(最終的には購入資金は8倍まで膨れましたが)

私は海外サイト(Etsyや海外Amazon)で売られているスピリチュアル用品を仕入れ、メルカリで転売するいわゆる“電脳せどり”を行っています。


そこでまずぶつかったのが、なんとも言えない罪悪感です。

当然ですが、転売は安く買って高く売り、その差額で儲けるのが基本です。

海外サイトとはいえ、商品ページは誰でもアクセスし買うことができるため、始めた当初は高い値段をつけてメルカリで売ることに対して、

“自分が売るよりも海外サイトを紹介した方がいいのでは…?”とさえ感じていました。

(実際、値段交渉をしてきた人に、“別のサイトで安く買えるのでそこで買います”と言われたこともあります。)


ただ、続けていくうちに、

  • 取り寄せにかかる日数(だいたい2~3週間かかる)

  • 海外サイトで買うこと(破損トラブルのリスクや英語でのやりとり)

  • ターゲット層に売れそうな商品の選別

などの時間や手間を、手数料という形で価格に反映してもいいと思えるようになりました。

また、購入して頂いた方から、

“海外サイトで購入するのは難しく抵抗があったが、メルカリで買うことができてよかった”

と、わざわざお礼のメッセージをもらったこともありました。


私は個人輸入のメルカリ物販によって、

“これといった資格や経験がないとお金を稼げない”

という、お金に対するブロックを少しずつ解消することができました。

また、相場を考慮しつつも値段は自由に決められるので、商売感覚が身に付きフリーランスとして働く上ですごく勉強になりました。

何より、

資格や経験や販売実績がなくても、フォロワー数が少なくても、個人で稼ぐことができる

という成功体験を得られたのは、とても大きかったです。


自分のセンスが通用することを知った


私が商品を仕入れるときに大事にしていたことは

他の人がメルカリで売っていない
他のサイト(日本のAmazonや楽天)で買えない

でしたが、最終的には

自分が本当に欲しいと思うもの

を一番大事にしていました。

結果、私が一年の間に仕入れた種類は約40ですが、赤字だったのはそのうち7つだけでした。

その赤字分も、ほかの商品の利益でまかなえました。

中には、過去に売っていた商品を取り寄せてほしい、という問い合わせを頂くこともあり、そこから取引につなげることもできました。

“先に買ってくれる人を見つけてから仕入れて売る”というのが商売の鉄則なのですが、自分のセンスを信じて仕入れをした結果、そこまで多い数ではないにしろ、

ユーザーから、“あの商品を売っているあの人”という認識をされ、オンリーワンの存在として確実な取引ができるようになりました。


以上のことから、

自分の感性とかセンスって、通用するんだ!👀✨

という自信につながり、とても貴重な経験となりました。


自分の商品を作って売るロードマップができた


また、転売には、仕入れ作業(購入)が必須です。

そこで何がわかったかというと、購入者としていろいろな体験ができたということです。

私は代理店のほかに、作家さんから直接商品を購入することもあるのですが、きめ細やかな対応をする人もいれば、梱包が雑な人もいました。

中には、手書きのメッセージやおまけのシールなどをつけてくれたり、わざわざ発送前に小包の写真を送ってくれる方もいました。

そこで、こんな包装をしてもらうと嬉しい気持ちになるのか、こんなやりとりをしてもらうと購入者は安心するのか、といったことを体験することができました。

ゆくゆくは作家として自分で商品を製作して販売したいと考えているので、どんな対応をしたらユーザーから喜ばれるのかを、購入者として知ることができました。

また、商品自体も、仕入れて売る中でどんな傾向のものが売れやすいのか、感覚的につかむことができました。


結果として、

どんな商品が売れやすいのか
どんな顧客対応が喜ばれるのか

ということを知ることができ、自分がオリジナルの商品を販売する道筋を明確に描くことができるようになりました。


個人輸入のメルカリ物販に向いている人とは?


最後に、私が思う個人輸入のメルカリ物販に向いている人をご紹介します。

それがこちら。

  • こだわりが強い

  • きめ細やかな対応ができる

  • 自分の感性やセンスに自信がある


売る商品によって違ってくるかとは思いますが、私自身が1年間続けられた理由として、以上の3つがあります。

もしも個人輸入の物販に興味がある方には、まずは自分が欲しいものを余分に買って、ためしに売ってみることをおススメします。

そこで手ごたえがあったり思った以上の反響があれば、余力のある範囲でさらに仕入れて売ってみます。


ただし、自分のセンスや感覚を元に仕入れをするのは“中級物販”と言われています。

初心者がいきなり中級物販を始めることはリスクが大きく、またある程度の資金と継続力が必要です(有在庫転売の場合)

本業にするか副業にするかでも違ってくるので、まずはYouTubeなどで情報を収集し、自分に合ったやり方を見つけることをおススメします。



さて、ここからは有料記事になります。

私がいきなりの中級物販で黒字化に成功した理由と、経験から導き出した個人輸入をする上での注意点をご紹介します。

個人輸入のメルカリ物販に興味がある方は、ぜひ参考にしていただけたらと思います。


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