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【Z世代】もう2人もやめちまった

会社で、仲良くしていた同期と3つ上の先輩がもう会社をやめました。
ちなみに私は社会人一年目です。
理由は、働き方が合わない/成長できない/変化に対応できない意思決定の遅さなどなど。
まあまあ、Z世代と呼ばれてもしょうがないかもしれない。

ただ、どうして彼らがそうやって決断したのかについて私はしっかり考えなければまずいと思うし、そうやって人材が抜け出ていってしまう現状を変えようと思わなければ、組織はそこまでだと思う。

今の若者が早期に離職/転職する理由を考えることで、現代企業にはどんな対応が求められるのか、そして、若者は本当に早期離職をして良いのかということについて、一緒に考えていければな、と思います。


Z世代がやめる理由

①成長できない

もはや、あるあるの理由ですが1つ目は「成長できない」ということです。
まずこの文脈での「成長」とは何を指すのか?
この場合、
成長=どんな業界でも通用する汎用的な能力を高めること、どんな環境でも活躍できるようになること
と定義したいと思います。
Z世代は、今まで散々「これからの時代はどうなるか分かんないんだから、しっかり将来のために準備しろ」とか言われて育ってきたわけです。
だからこそ、他の世代よりも今後の社会がどうなっていくかということへの感度が高い。
多くのZ世代は、60歳で退職して隠居生活を楽しむということはできないでしょう。
なぜなら、少子高齢化の進行を止めることはもうできないから。
高齢者がライフロングで働かなければならなくなる社会はもうすぐそこまで来ています。
だからこそ、思考停止して成長できない環境に留まるのは、リスクにしかならない、という訳です。


②全然やりたくない仕事になった

正直な話、会社なんて入ってみないとその実態は分からないわけです。
そんな中で、採用活動では人事が会社の華やかな部分を強調してPRする。それに惹かれて入社しますが、蓋を開けてみたらその部署には新卒社員は入れないことが明らかになることも。
どんな職種でも良い経験だと考えて、チャレンジするぞ!という新卒社員ばかりならば良いのですが、正直そんな根性のある若者ばかりではありません。
せっかく新卒採用に1人当たり100万以上の予算を割くなら、新卒社員が本当にそこで輝けるか、耐えられるのか、見極める必要があると思います。
逆に、新卒社員は自分の将来のビジョン(これはしっかり考えなきゃダメ)をその会社で実現できそうか、勤続して数年後にやっとそれを実現できるとしても自分は耐えられるか考えましょう。
それで待てないなら、今すぐ自分がやりたいことがやれる道に進むべきです。
その踏ん切りがつかないのならば、我慢して経験を積むしかないのかもしれません(今の私が正にそうで、転職に失敗し現職に留まっています)。


③上司のようになりたくない

上司が仕事を辛そうにやっている、そして楽しそうに仕事している先輩がいない場合、この職場にいなくてもいいな、と思ってしまうこともあるのではないでしょうか。
部下の眼前で部長から「何でこうやって(自分の経験則から導き出される)やれないの?やれよ!」と叱りつけられている40代の課長を目にしたとき、「あー、この会社で20数年頑張ってやっと課長になった末がまだ理不尽に怒られる感じね…あぁなりたくはないなあ。」
そう思ってしまうこともあります(これは普通に自分の愚痴みたいになってしまっててマズい…)。
ただ、「一生やるかもしれない仕事を楽しくやれないなら早く辞めた方がいい!」と思うのは当然の真理ですよね(あくまで一般論として)。


最後に

この記事で結局何が言いたいか、といいますと

・会社としては、アラサー以上の人の仕事観とZ世代の仕事観の違いを理解して両者が少しは納得できる折衷案を採用するべき
・どうしても自分のビジョンに合わない仕事を一生続けるくらいなら、早期離職はその人の人生にとってはポジティブな選択になり得る

ということです。

既にやめた二人は自分の将来のビジョンと照らし合わせて全然そこに結びつかなかったからやめたわけです。
自分で道は選ぶしかない。
ここで大事なことは自責に捉えて、合わない環境に行ってしまった自分の選択を反省して、次はしっかり自分のビジョンと合う職場を選ぶことだと思います。
私もその日が遠くないと思います。正直将来のビジョンと今の会社で働くことが結びついていないから…
だからこそ!行動していかないとね^^
キャリアコンサルタントの資格勉強をしようと思ってます、明日は早速本を買いに行かなきゃ。

あなたも私たちと同じようにモヤモヤを抱えているなら、
さあ。何を行動しましょうね??

それではまたお会いしましょう^^

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