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そういえば、秘教占星学との出逢い、について

「しかしながら、特定の月に生まれた人間のホロスコープを作成するとき、現在、その月と宮が全く一致していないということを覚えておくべきである(実際には覚えられていることはほとどないが)。例えば、実際には8月に太陽は獅子座にはない。したがって、天宮図の正しい解釈は、主にサイコメトリーによるものであり、占星家たちが幾時代にもわたって築き上げてきた星座についての想念形態に依存している。エネルギーは思考に従うのである。数千年にわたって、あるタイプのエネルギーとその結果としての質料と形態への特質付けは、占星家が解釈するようなものであると考えられてきた。そのため、そのようになるのである。しかし、非常に進歩した人々や真の熱誠家の場合は違い、彼らは自分自身を方向付けており、そのため存在の車輪から脱し、自分の星を支配しはじめており、もはやその支配下にはない」
(『ホワイトマジック』アリス・ベイリー著)

Esoteric Astrologyに関心を持ったのは、この言葉に出会ってからでした。西洋占星術のホロスコープで示される星座の位置と、実際の天にある星座の位置は違っていて、それをどのように扱ったらよいのか考えていた頃に、たまたまtwitterのアリス・ベイリーのbotに流れていた言葉だったと思います。

自分が占星術をあらためて人から学び始めたのは、アロマテラピーと占星術の講座でした。2000年ぐらいだったかと思います。アロマセラピストとして個人セッションをする中で、必要な精油を選ぶときに、単なる症状や精油成分が示す薬効的なものではなく、もっと別な方法が必要に思っていた時でした。アーユルヴェーダを最初に学んだのですが、その後、精油と天体を結びつけるという考え方に出逢い、自分が子供のころから好きだった宇宙の事と、大人になってからであった植物がつながっていることを知り、とても驚いたと同時にワクワクすることでした。

だいぶたってから冒頭に紹介した言葉に出逢い、腑に落ちたものの、Esoteric Astrologyは和訳もなく、読もうという気もなかったので、そのまま過ぎ去りました。

紆余曲折あり、ある時、英語版のEsteric Astrologを購入。しかし、英語である上に、中身がさっぱりわからずに積読本の仲間入りに。

その後、秘教占星学として日本語訳が出版された2014年に、秘教の講座にご縁があり参加させていただきました。2011年の東日本大震災の後、被災者支援などをおこなう中で、もっと人間を深く知る必要性を感じていたところでもありました。

その後、エソテリック・ヒーリングのプラクティショナー養成コースを知り、秘教の学びに入ったわけですが、学んでいくうちに、あまりにも広く深い世界で、そもそも占星学を学びたかったということはすっかり忘れてしまうような事態となりました(;^ω^)

震災後は、自分がやってきた占星術やタロットなどは気休め程度のものだったと感じ、もう関わらないと思っていたのですが、巡り巡って植物を介して戻ってくることになり、コロナ禍がはじまった2020年ごろから、オンラインで瞑想をはじめる中で、月に1回、秘教的視点から1つづつの星座をみていく機会をつくり、関心のある方が参加してくださり、2022年の今まで、2周することができました。

聞いてくださる皆さんがいてこそ、続けることができて、自分でもいろいろと深めることができたこと、本当に感謝しています。

そして、秘教的な占星学はエネルギーの世界として、宇宙にある生命の相互作用、関係性をみていくことなので、結果的にエネルギーヒーリングを学んでおいてよかったというか、「そういえば、最初の目標に、今、戻ってきたかな」という地点にいます。

秘教占星学は、ホロスコープを見ることを主眼に置いていません。しかし、魂的意識に成長してきている人に関しては、ホロスコープを読む中に取り入れていくことが、ホロスコープがその人を「制約する」「決めつける」のではなく、「可能性をより広げるもの」として応用することができると感じています。

はっきり言って、最初読み始めた時は「これ無理だわ」って感じでしたが、秘教を学びはじめて丸7年、「何かできそうな気がする」に変化して、少しづつシェアできるようにしようかなと思い始めた2022年、というところにいます。

気づいたことのメモ的に、時々noteに書いていこうかなと思います。メモ的なので、わかりにくいと思いますが。

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