金星と二人のアフロディーテ
金星と言えば、愛と美の星・ヴィーナス!と言いたくなりますが、ヴィーナス、ウェヌス、アフロディーテの神話をみても、あまり面白くなく、金星のイメージとそれを結びつけるのって、なんかちょっと物足りないし、腑に落ちないと思いました。
金星って、確かに愛の星で、恋愛とか、金銭とか豊穣などをあらわしますが、秘教的には、全く違う質を持っているのです。金星は科学の星。明晰なマインドをもって世界を見るという感じです。
私は、科学っていうのは、宇宙の真理(の物質面だけか、今のところは)を知ることだと思うので、それはすなわち、神が生み出したものについて知りたい、近づきたい、理解したい、という、ある意味、愛なのではないかなと思うので、愛と科学ってのはつながっていると思うんですけど。
なんでも科学的知見を技術にして、儲けよう、みたいなのは愛がない。
話がそれた。
で、神話について調べていたところ、プラトンがアフロディーテは2人いて、長女はウラヌスの生殖器?精液?から生まれ、母を持たないアフロディーテ・ウラニア、もう一人はゼウスと誰かの子であるアフロディーテ・パンデモスだと言ったそうです。
ちょっと、これはピンと来たので、明日の講座で掘り下げたところをお話したいと思っています。
こちらがアフロディーテ・ウラニア
そして、こちらがアフロディーテ・パンデモス
比べると、ウラニアは星々に囲まれ、神的な感じですが、パンデモスは庶民的な美しい女性という感じです。
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