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Astro-art#3 金星~二人のアフロディーテ

占星学でアートワークのクラスの今期分は今日で終了しました。全4回、占星学の基本を学んでいただいたみなさんと、手を動かすこと、色や動きを通して、天体を感じるという試み。

今日は金星をとりあげましたが、昨日書いたアフロディーテについての考察をもとに、金星の二面性について、描きながら感じていただきました。

4回にわたっておこなってきたクラスですが、手を動かして、何かに集中して描くことによって、大きな気づきが得られるということを実感した時間となりました。

占星学クラスの方向性のところにも書きましたが、占星学とは、自分の可能性や、自分と他の生命のつながりを感じるための学問ですし、また、ホロスコープというものも、自分を限定するものではなく、自分の中にある広がりを感じるためのモノなので、基本的な理論を抑えてうえで、自分で感じとっていくプロセスを大事にしたいと思っています。

今回は4回という短い期間でしたが、各天体を感じ取ってもらうための媒介として、色や絵を描くときの手の動き、内面の動きから直観が生じやすいように、どのようにファシリテートしたらよいか考えるのが自分の仕事でした。

星々がもつ深い叡智を、神話や伝承の中に探し、そこから得た自分の直観的なものと、それを皆さんに体験してもらえるような絵の構成を考えることが事前の準備です。

それが、自分の中でもとても深い学びの時間となり、それをまた、みなさんに追体験していただき、さらに、それぞれの感性が重なっていくことで、また豊かになるという、最初にアイディアが思いついたとき以上に、やって良かったと思っています。

また、継続的にこうした時間つくってみたいと思います。参加してくださったみなさま、ありがとうございました!

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