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眠れない夜の果て


今回は肺炎がないので、まだ楽?

肋骨にヒビも入ってないし、24時間咳が続くわけでない。

ひどい喘息の人なら分かると思うけど、横になれないのだね。

1月は、背中を起こしたベッドにも寄りかかることが出来ないくらいだったけれど、少しは楽かな?

しかし、まっすぐ座ることも出来ないし、椅子に長時間座るのも無理。

なんというか、犬が座ってるみたいな格好で一日を過ごしている。


名画だ、我ながら

テーブルでの作業は無理なので、ポメラが使えずスマホでポチポチしてる。

「食欲無いなら無理して食べなくていいよ。その代わりどんな飲み物でもいいからたくさん飲んで」

と言われたので、大っぴらにご飯を食べず、買い置きのジュース、魔法瓶に詰めたお茶、水を2Lくらい飲むようにしてる。

トイレに行くのが苦しくて水分補給を減らしてるのは喘息に良くないから、そこだけは頑張って!と、お茶や水やジュースを飲んで、トイレに行って帰ってうずくまる。

昨日の夜はかなり苦しかった。

でも、総合病院の対応に不安を感じたし、かなりかかりつけ医は救急対応されてないし。

北も望も怒っちゃうしね。

朝までひっそり浅い呼吸で過ごして、「食後の薬、食後でなくていいから」と言われたので飲んで、それでも生きて、何かを書きたいと思う。

ほぼ日カズンはネタ帳にもしてるけれど、ほぼ闘病記録になってるし。

おかげで、救急車から酸素3L、総合病院でもそれを続けて、酸素が88から98まで回復。

外したら安静時90から92。

それでも帰されました、とかかりつけ医に話したら、なんとも皮肉な笑顔で

「まじか」

と低く言われた。

とりあえず毎日なんでもいいから書いて、読んで、そのページの重さだけが今の私を「生」につないでる気がする。

苦しい、痛い、怖い。

喘息でこれだけ苦しいなら、末期ガンの方の疼痛はどんなものなのだろうと、どうしようもない思いにかられる。

「我慢強く、無理をしがち」

最近の医療関係者からの私の評価だけれど、北だけが納得してない顔をしてる。

「喘息や副鼻腔炎で亡くなる方は多いです」

このセリフも今年何回聞いたかな。

長生きするつもりはなかったけれど、本当に日に日に出来ることがなくなっていって、安静指示ばかり出ることに不安より飽きてきて。

だから、noteを続けてる。

一言のつぶやきばかりになっているが、「喘息」という、一見死には無関係な病気に見えるが、私は今年、それに何度も命を脅かされた。

指示通り、吸入、服薬、安静。

悪化したらすぐに救急車を呼ぶ。

それでもコントロールがうまくいかない。

もしかしたら、もしかしたら。

今年は最後の年になるのかもしれない。

そんなふうに過ごした、3月まで。

せめて望が出産して赤ちゃんに会いたいな、それが今の一番の夢。

note更新が途切れた時は、それは本当にそういう時かもしれない。

生きていても価値などないと思っていたけれど、こうやってせめて世界に爪痕を残したいのかも知れない。

また苦しくなってきた。

横になれないので、少しだけ体勢を変えるしか出来ないが、休もう。


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