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暗い森の少女④ 人の焼かれる匂い
人の焼かれる匂い
病室の窓は小さく、昼に訪れても薄暗い。
幼い花衣にとっては数年も時間がたっているように感じたが、末期の膀胱癌で祖父が入院してから亡くなるまで、たったの三ヶ月だったのだ。
ベッドに吊り下げられている尿をためる袋はどす黒い。
「おとうさん、痩せたね」
給湯室で母はやりきれないようにつぶやく。
祖母はずっと病院に泊まりこんで付き添っていた。
花衣は祖母と引き離されることでパニックに
ポメラで日記75/明日死ぬなら、あなたは何をしたい?
ゆぎなぎ三部作、告知
「暗い森の少女」連載も始められてほっとしている。
暗い話なのだけど、嬉しいコメントもいただき、作者としてやる気に満ちてしまう。
これはシリーズというか、三部作の第一作。
「暗い森の少女」
「ささやかな疑問符」
「あなたの努力は無駄である」
登場人物がリンクしたり、エピソードが重なるが、それぞれ別の話。3冊読むと「なるほど」と思えるような作品。
「ささやかな
ずっと食べたかったベーグル焼いた。
モチモチした食べ物はのどにつかえて食べれなかっから。
テキトー、急いで作ったからひどい形だけど、美味しい。
シンプルな材料でできるし、焼きたて大好き。
北の好物でもあるから、こんど焼いてあげよう。
自分がなにをしたいか、なにを学んで、なにを書いて行きたいか、はっきりしてきた。
売れ筋とか評価とか関係ない。
好きなものを好きと言える。
そんな自分でいたい。
なんか、はじめて自分が風のエレメンタルって自覚した気がする。
もっと、自由に。