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旅行の荷物を最小限に①: 袋編

年間 15 回は国内外問わず旅行に行く。
これを 10 年以上繰り返しているので、多分もう荷物は 「自分の中では」 最小限なのではないかと思う。
3 泊だろうと 14 泊だろうと、荷物の量はもうそこまで変らない。
逆に言えば、これ以上最小限にはできないところまで来てしまったということだ。

ちなみに私は 「そこそこオシャレもして……」 みたいな旅はしていないので、そういう人に向けた情報は発信できない。
また、「家を出てから帰るまで、ずーっと車で移動するから荷物多くても大丈夫だよ」 という人向けでもない。


でも、「極限まで荷物を少なくするには?」 という挑戦をしたい人には、もしかしたら役立つ情報があるかもしれない。

特に LCC は 「持ち込み手荷物 2 つ、かつ合計 7kg まで」 などというとんでもない壁があるので、相当シビアだ。
ノート PC 一式だけで 2kg はあるのに、すべての荷物を 5kg で済ませて 5 泊も旅行しようとしたら、そりゃー極限まで削るしかない。

なお、嫌かもしれないけれど 2 泊まではインナー以外は同じ服でいいと思う。私はいつも長ズボンしか履かない。虫に刺されたりしたら困るためだ。
何かあってズボンが大々的に汚れたら…… と思うと恐怖だけれど、そうなったらそうなったで現地で新しいものを買えばいいのだ。


というわけで、何を持って行っているのか整理してみたいと思う。国内/海外、暑い/寒いで全然荷物が変ってくるのだが、基本のものから順番に書いてみよう。

なお、私は女性なので男性にとってのカミソリやら整髪料やらなどの情報は提供できない。



旅行用荷物の大グループ

旅行用の荷物は大きく、下記のグループに分けられる。

  • 必需品 (財布や携帯など)

  • スキンケア・化粧品・薬類 (日常生活を送るためのもの)

  • 衣類

  • 旅行を楽しむプラスアルファ

「旅行を楽しむプラスアルファ」 というのは、虫除けとか熊鈴、ひんやりグッズや旅行用クッションなどで、基本的になくてもよいのだけれど、まぁあった方が 100 ~ 120% 旅行が楽しめそうだよね的なものだ。


ここで注意して欲しいのは、「何でもかんでも用意して、それから減らそうとしない」 ことだ。
なぜなら 「減らす」 というのはものすごくエネルギーを消費する。「えー、これ持っていけないのー?」 と減らしても減らしても、全然持って行けないものだらけなのがだんだん分ってくる。
そうすると憂鬱になってくる。


「ある」 から 「今あるものがなくなったときのこと」 を想像して悩むのだ。
私たちには羽根が生えていたり犬笛の音域が聞こえたりしないが、これについて本気で毎日鬱々と悩む人はいまい。

したがって、ありったけのものを用意してしまうと、旅行の準備に無駄な時間と労力を遣うことになる。
また 「旅行なんて嫌いだ」 と思ってしまったら大問題だ。

だからまずは 「絶対に忘れられない必需品」 から用意していく。
財布、携帯、海外ならパスポート、家の鍵などなど。
健康に影響する薬を飲んでいる人ならその薬、というふうに。

しかしその前にまず、大前提としてやるべきことがある。


旅行カバンを軽いものにする

旅行の場合、軽さは最大の正義だ。
出かけたとき、ネットを見ているとき、常に軽いものに目を光らせておくといい。

まずは旅行鞄そのものを軽くするところから始める。
キャリー ケースを持っていこうなどと考えてはいけない。


↑ 私が持っているものではないが、このようなものを使っている。中国製だが、日本ではありえない軽さと薄さで大容量のリュックが多く作られているのも事実である。私もあれこれ日本の製品や海外ブランドも見てみたが、軽さと薄さの点では中国製に勝るものなしだ。

(私のものは) 30L も入るのに重さは 300g もない。
ちなみに中国から直接買うともっと安い。
しかし 800 円程度で購入したものはすぐ壊れた。
そこそこ中堅のバッグ製造メーカーから 2,500 円程度で購入したものは、問題なく今でも使えている。ただし色が中華圏丸出しなので目立ちすぎる。


小分け袋はジップロック系一択

文字通り。かわいいポーチとも泣く泣くお別れだ。

↑ 私は主にこれを使っている。結構何でも入るので重宝している。


↑ 汚れた服を入れる袋は、大きめのこちらの IKEA の袋。分りやすく 'LAUNDRY' と書いてみている。
靴下用はひとまわり小さいサイズを同じ仕様に。


↑ 3 泊以上の時は、L サイズ (50 × 35cm) の衣類圧縮袋が 1 枚は必須。
これ 1 枚に収まるように (靴下は別カウント) 持って行く衣類は絞る。

なお、多くても M/L サイズは各 1 枚まで。それ以上持って行ってはならない。ちなみに汚れたものも圧縮袋に入れてコンパクトにするので、上記の IKEA のジップロックが必要なのである。


サブバッグも超軽量 & 大容量のものを

ホテルや最寄り駅に着いてから、不要な衣類やスキンケア類を持ち回りたい人もそうそういないだろう。

ハンカチやティッシュ、除菌グッズなど持ち回る様のバッグも当然、軽い & 折りたためるものにすべきだ。



↑ 私が使っているからオススメ! というものではなく、適当に見つけたものなのでぜひ自分の需要に合ったものを見つけてほしい。

また、超軽量で作られているので、重いものを入れすぎると破れやほつれの原因となるため、そのしきい値に関しては注意されたい。



とりあえず袋編はこんなものだろうか。

いただきましたサポート費は、面白い素材の購入費に充てさせていただければと思います。 ご支援誠にありがとうございます (^^)