AmazonのKindle出版で初めての著作を世に出した件
AmazonのKindle。
2015年あたりから利用し始めて、
今では、私の蔵書の半分以上は、Kindle。
紙の本の方が「好き」だが、
Kindleはやはり「便利」。
2023年8月、ついに、
自らKindle出版しちゃった。
子どもの頃から本が好きで、書店や図書館が大好きで、いつか、国立国会図書館に、自分の著書が・・・なんて夢想も抱いたこともあった。
しかしその大きすぎる夢を、ハードルをちょいと下げると、
いとも簡単にできてしまう。「出版」のハードルがぐっと下がった。
今はまだ、電子書籍のみであるが、
これがペーパーバック用の登録も行うと、注文が入るたびにAmazonさんが印刷し、製本し、発送してくれるようになる。
誰でも著作を世に出せるすごいしくみ。
そりゃあ、できれば、売れて欲しい。
たくさん売れて欲しい。
でも、たとえ1冊しか売れなかったとしても、
それを買ってくれた人が、たとえ1行の記述だけだったとしても、
「買って良かった」と思ってもらえるものがあるならば、
世に出した意味はある、
と思うようにしている。ハードルを下げまくると、満足度や幸福度も下がるのかといえば、そういうわけでもない。
今後も、次のような著作を世に出したいと準備を進めている。
1,小論文対策
これは私が勝手に命名した「ケツリレーハンハンケツ」という構成で書く練習をするといいよ、という提案を、看護学校受験対策用(なすらぼonline)と、中高生向けに作成。
2,学習参考書
専門は国語(国文学科卒)だが、以前経営していた塾では、全科目授業を受け持っていたので、そのノウハウをカタチにしたい。
合格するためだけのマニュアルが書きたいのではなく、
勉強がキライで、苦しんでいる誰かが、
「楽しいかも」
と少しでも感じてもらえたなら、もしそれがたった1人だったとしても、私は、嬉しい。
3,「生きる」という事に関する著作
母親によると、私は2・3歳のころから、自殺願望があったそうだ。その当時から、もう、包丁を喉に突き刺そうとしたらしい。
「希死念慮」と呼んだ方が正確なのかもしれない。ずっと死にたがりなのだ。死にたい死にたいと思いながら、51年生きている。
人生のほんの一時期、周囲から「成功者」として扱われていたこともあったが、そんな時でも、死にたいと思わないことは無かった。
一気に人生が転落して、命以外すべて失って、今はどん底から這い上がっている最中。
身体のことでいえば、Ⅱ型糖尿病になって、「もって5年」と余命宣告されてから、今年で8年目になる。
空腹時血糖値444だったものが、-60kgダイエットに成功し、今は正常値。血圧も内臓脂肪も、すっかり良くなった。
何で死にたいやつがダイエットして健康になっているんだよ。
死にたい、死にたい、と思いながら、いまだしぶとく生きている。
「七転び八起」という言葉ほど、私に相応しい言葉は無いように思う。
そんな私だからこそ、生きることを苦しんでいる人に、伝えられることはあるのではないかと、思っている。
認定心理士の先生たちとの半年以上にわたるやり取りの中で、「認知のゆがみ」についても深く学んだ。この知見も盛り込んでいきたい。
ただ、これを世に出すということは、私の過去、思い出したくもない過去、これを世に晒す、という事につながる。
それでも、やる。
世に出して後悔するかも知れない。
誰かを不快にさせてしまうかも知れない。
でも、やる。
ぼくが生きた証
なんてものは、本当は不要で、意味のないことなのかも。
それでも、もしたった1人でも、誰かの役に立つのであれば、
そう思って、発信し続けていきたい。
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