たけのこ。

エッセイスト/ラジオも配信中/音楽と本が好き。 8年間、自分の中の気づきをスマホのメモ…

たけのこ。

エッセイスト/ラジオも配信中/音楽と本が好き。 8年間、自分の中の気づきをスマホのメモに書いていたところ、このメモをなにか形に残したい、誰かに共有したいという思いからエッセイを書き始めました。「日々の暮らし」をテーマに、心が揺れ動いた瞬間を綴ります。

最近の記事

エッセイ♯10「分からないからこそ、進みながら探し続ける」

高校生になってカラオケが好きになった。学校帰りに友達とよく行くようになり、ハマり始めた。 大学生になってからは、趣味でボイストレーニングに通い、一人カラオケにも行くようになる。 社会人の今でも、一人カラオケに行くことはずっと続いていた。 最初は、カラオケ店に一人で行くことが恥ずかしかった。「誰かに見られていないかな…」と辺りを見回しながら入っていた。 週1回ペースでカラオケ店に行くようになると、スタッフさんの顔も自然と覚えてしまい「多分、私の顔も覚えられているんだろう

    • エッセイ#9「今、行けそう!というタイミングを見逃さないこと」

      「これやってみたい」「興味がある」というものに出会えた時、中々すぐ動けない。 今は忙しいし、気分じゃないし、疲れているし、何かと理由をつけて後回しにしがち。 気づいたら「やってみたいな〜」と思ってから、1年以上経っていることもあった。 そんな日々でも、どこかのタイミングで「今なら動けそう!」「今ならやれそう!」という時がやってくる。 そのタイミングがきたら、見逃さず、サッと動けるかどうかが大事だ。 最近でいうと(前の記事にも書いた)最終章の映画を観たこと。 「勇気

      • エッセイ♯8「1人で行動していいんだよ!」

        高校生から大学生になって一番変わったこと。 それは、自分で考えて行動するようになったこと。 高校生までは、集団で動くことが当たり前だった。小さなグループをつくり一緒に行動する。グループからはみ出すことが怖くて、なんでも友達に合わせて行動していた。 でも、大学生になってその考えは一変する。 入学式を迎え、まず友達を1人つくる。 また話しかけて、4人のグループが完成。 「よかった…1人にならなくて…。この4人のグループでこれから一緒に行動するんだ…!」 と思ったら、

        • エッセイ♯7「最終回を観たくない…という気持ち」

          とある友達との会話。 友達「好きなアニメの最終回だけ、まだ観れていないの…」 私「なんで?私なら気になりすぎて、すぐ観ちゃうのに…!」 友達「だって大好きな作品だし、最終回を観たら終わっちゃうじゃん!」 私「…??」 この時、私は友達の気持ちがよく分からなかった。 「そりゃ、観たら終わるでしょ…!好きな作品なら、なおさら早く観たくなっちゃうのに…」と思った。 結局、このモヤモヤは何なのか分からず、ずっと胸に残り続けていた。 それから、数年が経ったある日。 待

        エッセイ♯10「分からないからこそ、進みながら探し続ける」

          エッセイ♯6「自分の中の価値が上がる瞬間」

          今まで見向きもしなかったのに、「これがほしい!」「これが気になる!」という物を見つけた時、急に自分の中の価値が上がる。 最近、iPadがほしいと思うようになった。趣味で絵を描いたり、電子書籍を読んだり、大きな画面で映画を楽しみたいという理由から。 何かに興味を持ち始めると、途端に目に入りやすくなる。自分の中のセンサーが反応して、iPadに自然と視線が向くようになった。 外を歩いていて、iPadを持っている人が気になったり、テレビCMや広告を真剣にみていたり、電気屋さんに

          エッセイ♯6「自分の中の価値が上がる瞬間」

          エッセイ♯5「もったいないからの卒業」

          小学生の頃、家の中は、ぬいぐるみ、リカちゃん人形、小物入れなど、物で溢れていた。 これは買っているから増えたというより、友達からもらった、誕生日プレゼントのお返しで少しずつ増えていった。 小学生の私は、人から物をもらうと、すぐに使わなかった。特に文房具は、交換したりもらったりしていたが、なぜか使わない。 雑誌の付録についている、アニメキャラクターのイラストが入ったえんぴつ、消しゴム、下敷き、メモ帳も。 「いつか使うもん!」と思っていた文房具たちは、日の目を一度も見るこ

          エッセイ♯5「もったいないからの卒業」

          エッセイ♯4「目の前に大きな課題が現れた時、とっさに逃げたくなる」

          大きな課題が目の前にぼんっと現れた時、怖さを感じ、逃げ出したくなる。 漫画の主人公のように「おおお、ワクワクする!」「どうすればこの課題を乗り超えられるか?」と考えられたら楽なのに…。 私には、一気に動揺の波が押し寄せてくる。 気分がどんどん落ちてきて、なるべく考えないように、自分の好きなことに没頭して一瞬でも忘れようとする。 そして「私には無理だよ」という言葉が頭の中に浮かんでくる。 会社員の頃も、自分に自信がないので、大きな課題が目の前に現れると、おどおどしてい

          エッセイ♯4「目の前に大きな課題が現れた時、とっさに逃げたくなる」

          エッセイ♯3『心を整えてくれるBGM』

          アニメやドラマ、映画の中に流れるBGM。今では、劇伴音楽のコンサートも開かれていて、作品の世界観にどっぷり浸れる。 元々、ヒーリングミュージックに興味があり、眠れない時によく聴いていた。自然の音に耳を傾けると、心地よく、眠りのサポートをしてくれる。 そこから、劇伴音楽に興味を持ち、作品の中で流れるBGMが好きになった。 BGMを聴くと、ある場面を思い出したり、登場人物の感情や気持ちを音だけで表現していることに感動した。 ふと涙がこぼれたり、胸が締めつけられたり、自分の

          エッセイ♯3『心を整えてくれるBGM』

          エッセイ#2「同じ映画を2回以上観る気持ちが分からなかった」

          ずっと、「なんで何度も同じ映画を観にいくんだろう…?」と思っていた。 週によって、少し違う映像が流れる映画もあるけど、ほとんど内容は同じなのに…。 「一体何に惹かれて、映画館に足を運ぶのだろう…?」考えれば考えるほど、よく分からなかった。 ある日、はじめて同じ映画を2回観に行くことになった。理由は、どうしても入場者プレゼントがほしかったから。 正直、映画を観る前のドキドキ感はなくて、このまま映画館に行くことに少し抵抗があった。 入場者プレゼントをもらえるのは嬉しいけ

          エッセイ#2「同じ映画を2回以上観る気持ちが分からなかった」

          エッセイ#1「付箋まみれの本」

          「付箋まみれの本」 私は本を読む時、小説でも、エッセイでも、漫画でも、付箋を貼りつけながら、読み進めている。 どんな時に付箋を貼っているのかというと、自分の中で「素敵な言葉だな〜〜〜」「このセリフ好き!」という言葉の近くに、付箋をペタペタ貼り付けている。 なので、心惹かれる言葉が多い本は、付箋まみれの本が出来上がる。 付箋まみれの本は、名言が多い素敵な本だと思っている。人に本を紹介する時も、付箋の量をみて選ぶことが多い。 一度、付箋まみれの本を整理しようと思い、ノー

          エッセイ#1「付箋まみれの本」

          ずっと挑戦してみたかった「エッセイを書きたい」という夢

          はじめまして!たけのこです。 エッセイを書いてみたいと思い、 noteを始めました! エッセイを書こうと思った理由は、8年間、自分の中の気づきをメモに書いていたところ、このメモをなにか形に残したい、誰かに共有したい、と思ったからです。 「日々の暮らし」をテーマに、心が揺れ動いた瞬間を書いていきますので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです😊 初回は、私の簡単な自己紹介です! よろしくお願いいたします✨ *お仕事 ▷在宅ワークカウンセラー ▷お茶屋さんで働く *好きなも

          ずっと挑戦してみたかった「エッセイを書きたい」という夢