ろうにんくん

AC音ゲーが好きな人。 たまに花澤香菜のことを思い出す。

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周りがみんな行くらしいので、適当に大学行った8

15 室蘭の人間、やべくねーっす!?  2019年4月。平成最後の新学期。いつも通りゲーセンにいくと、知らない影が左筐体でビートマニアをしていた。  一年も室蘭という閉鎖空間で音ゲーをしていると、すべての人間は顔なじみになっていた。知らない人がビートマニアをやっている場合、大半は苫小牧なり札幌から来た遠征勢。名前を見た瞬間に「あっ、こいつ苫ディで見たことある」みたいな情報が共有される、奇妙な居心地のいい空間だった。  しかし、その知らない影は苫小牧でも札幌でもTwitterで

    • 周りがみんな行くらしいので、適当に大学行った7

      13 5年ぶりの同級生たち  2019年1月。年越しは何をしたか全く覚えていないが、おそらくばあちゃんちにでも行ったのだろう。  毎年1月というのはだいたい三が日を過ぎると生きるモチベが降下していくのがお決まりみたいなものなのだが、この年ばかりは違った。ま、降下したのは事実だったがもう一度盛り返すイベントがあったのだ。  そう。成人式。一生に一度の大同窓会。    20歳。ましてや一人親元から離れて北海道なんかに行ってしまうと、高校の友達すら疎遠になってしまっていた。この

      • 現状報告。2023.7.11

         どうもです。ろうにんくんです。  なんともない現状報告です。室蘭を出てから1か月半が経ちました。  今の僕はというと、毎日クソ暑い中電車に乗って渋谷のほうまで行って、八時間暇な時間を過ごしてクソ混んでる電車に乗って家まで帰る。そんなクソも面白くない日々を過ごしてます。  先ほど周文part.6を出しましたが、あの時期は本当に何も起こらなかったのだなととても感じました。SくんにDM飛ばしてみて何かあったか確認しようとしましたが案の定ダメ。ひねり出したのがあれです。  20

        • 周りがみんな行くらしいので、適当に大学行った6

          11 女神を取り合う二人の男たち  バイトを始めてから三週間。前述のとおり研修という名のお店屋さんごっこを堪能している僕に、チーフが声をかけてきた。  「そろそろ、お客さんの前に立ってレジを打ってみようか。」  その言葉を聞いて一気にしんどくなってきた。  今までバイトは塾しかやっておらず、それは子供相手だったのでなんてことはなかった。しかしこれから始まる僕の物語というのは、見ず知らずの人たちの前に立って仕事をこなさなければならない。責任はこういう風に生まれていくのだと社会

        周りがみんな行くらしいので、適当に大学行った8

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          周大サイドストーリー

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           本編では触れることのできなかった僕にとって重要な出来事や出会いを書いていきます。暇があればぜひ。  なお、見出しの数字に関しては本編準拠となってます。この時期にこういうのが、っていう風に見てもらえればと思います。 7.3 Sくんとの出会い  2018年5月。室蘭のゲームセンターに行き始めたころである。やけにすらっとした姿勢でギターフリークスをやっている、銀ネームの男がいた。見た目的に20前半かもしかしたら後半かもしれないといったところ。工大の院生だろうか。  あまりの音

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          周大サイドストーリー

        記事

          60FPSから120FPSへと環境が変わりました。

           2023年5月26日。5年2か月過ごした北海道は室蘭市から、実家のある東京へと帰ってきた。  無職からの脱却。核となる東京帰還ミッションはこれだった。  これからの職場はどんなものなのか。東京という街でうまくやっていけるのか。こんな期待と不安のほかに、一つ僕の人生に大きく影響を与える課題があった。  それは、120FPSのbeatmaniaIIDXになれることができるのか、だった。  BIGBANG室蘭店という、いわゆる田舎のゲーセンで長い間プレーしてきた僕は世間がHER

          60FPSから120FPSへと環境が変わりました。

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           本編では触れることのできなかった僕にとって重要な出来事や出会いを書いていきます。暇があればぜひ。  なお、見出しの数字に関しては本編準拠となってます。この時期にこういうのが、っていう風に見てもらえればと思います。 7.3 Sくんとの出会い  2018年5月。室蘭のゲームセンターに行き始めたころである。やけにすらっとした姿勢でギターフリークスをやっている、銀ネームの男がいた。見た目的に20前半かもしかしたら後半かもしれないといったところ。工大の院生だろうか。  あまりの音

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          周りがみんな行くらしいので、適当に大学行った5

          9 2018年9月6日  最後にちらっと書いたのだが、この船旅は帰省することが第一目的になっている。さらに詳しく言うと18きっぷという学生がよく使用する格安切符を存分に使って時間をかけて帰るということを楽しみにしていた。そのため、東京まで行くときに99%の人が使うであろう飛行機という手段を取らなかったのだ。  9月5日20時。船に乗り込むと雑魚寝部屋に案内される。二等寝室とかいうチケットは布団すら用意してくれない底辺共生象徴空間だった。八戸港までの約8時間の旅を汗くさい中楽

          周りがみんな行くらしいので、適当に大学行った5

          周りがみんな行くらしいので、適当に大学行った4

           前回投稿からやはりモチベが出たり消えたりしたせいで長らくお見せできませんでした。  また適当なこと書いてるので、暇があったら見てみてください。 7 13:23発 苫小牧行き普通列車  2018年5月。音ゲーマーとの仲は順調に深まっていたある日のこと。話題はバイトの話になった。  各々バイトを始めたことを聞く。寿司屋だったり塾バイトだったり居酒屋だったり、本当に様々だった。  高校のころを少し思い出す。バイト可能だった高専に通っていたある音ゲーマーが、「自分で稼いだ金でゲ

          周りがみんな行くらしいので、適当に大学行った4

          そろそろ真面目にSPをやろうかな 的な話

          2022年の終わりごろ。毎作金ネーム止まりだった僕は、念願だったドラムマニア虹ネームを達成しました。 やったぁ。という気持ちと共に、次は何の音ゲーをやろうかなと寒いゲーセンの裏口でタバコを吸いながら考えていました。 ドラム9000……?いや、虹以上を目指すモチベがない。ギターも虹にして両虹?いや、混んでるしなんかしんどそう。 せや。DPやるべや。 元々DP九段だった僕は、とりあえずの目標を十段に定めて練習をしていきました。 今回の話の趣旨とは関係ないのでさらっ

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          【逆張りオタク向け】花澤香菜 名曲のすゝめ(前編)

          こんにちは。逆張りオタクと申します。 最近になってメディア露出が増えてきた、声優の花澤香菜さん。昔から、少しアニメを見たことがある人なら全員が声を聞いたことのあるほど売れっ子なため、「好きな女性声優は花澤香菜」というのは順張りの中の順張り。むしろ「にわか」と最も強い言葉で非難されることもあったとかなかったとか。 人気なものやポピュラーなものではなく、「自分だけが知っている(色々な意味で)良いもの」に価値を置く人は多い。そこからの飛躍的な考察で、人気なものを好きな人への非

          【逆張りオタク向け】花澤香菜 名曲のすゝめ(前編)

          周りがみんな行くらしいので、適当に大学行った3

           2の続きです。急いで書いたのであまりうまく書けてないかもしれませんが、暇つぶしによろしくお願いします。 5 初めての一人暮らし  母と二人、羽田空港へ向かう。飛行機の中でも新しい家の候補を絞り込み、なんとか条件のいい家を探していた。格安気分の室蘭の不動産雑誌を友達に自慢していたのも一週間前の話。今は真剣に今後のことを考えている。 なんやかんやで着陸し、なんやかんやで祖母の家に一泊。翌日ついに未開の地室蘭へ向かう。特急スーパー北斗から見る太平洋は新鮮なものだった。  一時

          周りがみんな行くらしいので、適当に大学行った3

          周りがみんな行くらしいので、適当に大学行った2

           前回の続きです。見てない方はそちらを先に見たほうが絶望度は高まるかもしれません。  ちなみにこの話以降は書き溜めていないのでいつ更新されるかというのは完全にぼくのモチベ次第です。 3 自転車しか通れない踏切  2017年10月。夏に誕生日を迎えた僕は19歳になっていた。相変わらずYくんとビートマニアし、パチンコをする。定期代もすべて入れているので移動手段もないので往復三時間歩いて予備校まで行く。泣きながらひたすら歩く。そんな日々が続いていた。人生を終わらせたい感情もピー

          周りがみんな行くらしいので、適当に大学行った2

          周りがみんな行くらしいので、適当に大学行った

          1 高校卒業したけど来月からやることがない  高校3年間という時間。何に重点を当てて過ごすかは本当に人によってさまざまだと思う。  勉強、部活、恋愛などなど。僕が通っていた某城高等学校は進学校と一応は謳っていたし、さらに98%の人が大学に進学したところを見ると、半分以上の人たちは勉強と答えると思う。 この高校に入ったということは、絶対にセンター試験を受けてから国公立大学を受験し、落ちていても私立のすべり止めに流れるように入学する。ということがスタンダードであり、一般的なこと

          周りがみんな行くらしいので、適当に大学行った