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ほぼ月2『編集人の京都の朝をぶらぶら』

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観光客で賑わい過ぎの京都をゆっくり楽しむには、早朝がおすすめです。自称"朝ブラリスト"の編集人モリタが、人混みでは見過ごしてしまう意外な京都をご紹介します。不定期ですが、月に2回… もっと読む
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編集人の京都の朝をぶらぶら◉6月は雨あがりの路から

編集人の京都の朝をぶらぶら◉6月は雨あがりの路から

6月最初は京都・北嵯峨の朝をぶらぶら。
雨あがり、足元を気にしていたら
美しい水鏡に出会いました。

沿道の脇を流れる水路も美しい。

梅雨を迎える6月ですが、水はねを気にしつつも、こんなふうに朝ぶらを楽しみたいと思います。

編集人の京都の朝をぶらぶら◉擬宝珠に刻まれた文字の意味は? 京都・岡崎をぶらぶら

編集人の京都の朝をぶらぶら◉擬宝珠に刻まれた文字の意味は? 京都・岡崎をぶらぶら

京都在住の編集人のモリタです。最近は少し観光客で賑わい過ぎの京都ですが、早起きして、じっくり街を歩くと意外な京都が見えてきます。

今週末は、京都・岡崎へ。

まずは、三条通から新緑が美しい白川沿いを北に歩いて、びわこ疏水の上に架かる慶流橋を渡り、京都市京セラ美術館へ。

京都市京セラ美術館では「村上隆 もののけ 京都」が開催中で、東の庭園には村上隆の「お花の親子」という金箔の巨大彫刻作品が展示さ

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編集人の京都の朝をぶらぶら◉ ゼロエミッションで水を運ぶ、幻の都市水道「本願寺水道」の水源地をぶらぶら。

編集人の京都の朝をぶらぶら◉ ゼロエミッションで水を運ぶ、幻の都市水道「本願寺水道」の水源地をぶらぶら。

京都在住の編集人のモリタです。最近は少し観光客で賑わい過ぎの京都ですが、早起きして、じっくり街を歩くと意外な京都が見えてきます。

今週末は再び京都・蹴上へ。

新緑が美しい南禅寺から蹴上インクラインを疏水上流に向かい、蹴上船溜をぶらぶらすると、「ここは本願寺水道の水源地です。」という案内板が目に入ってきました。案内板に本願寺水道とは…

明治30年(1897)に埋設された京都・東本願寺の防火用水

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編集人の京都の朝をぶらぶら◉光と新緑のè GRAPHIE

編集人の京都の朝をぶらぶら◉光と新緑のè GRAPHIE

京都在住の編集人のモリタです。最近は少し観光客で賑わい過ぎの京都ですが、早起きして、じっくり街を歩くと意外な京都が見えてきます。

日の出は5時台から4時台に、景色を彩るのは桜から新緑に変わり、"朝ブラリスト"には早起きしがいのある季節の到来です。

GWは真ん中の4月30日〜5月2日を休めば10連休とは言いますが、ほとんどの方はカレンダーどおりではないかと思います。休みを過ごすには、遠くより近場

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編集人の京都の朝をぶらぶら◉夜明けの桜散歩【鴨川花散坂 編】

編集人の京都の朝をぶらぶら◉夜明けの桜散歩【鴨川花散坂 編】

京都在住の編集人のモリタです。最近は少し観光客で賑わい過ぎの京都ですが、早起きして、じっくり街を歩くと意外な京都が見えてきます。

今週末が今年最後の花見かな(あくまでソメイヨシノの話ですが)…
還暦−1.0の私としては、あと何年見れるのだろうという心境なので、淋しさを感じます。
でも、花びらを落とした桜もいいものです。

怒涛の連続投稿の「夜明けの桜散歩」3回目の4月13日は、加茂川と高野川の合

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編集人の京都を朝をぶらぶら◉夜明けの桜散歩【南禅寺・大覚寺大沢池 編】

編集人の京都を朝をぶらぶら◉夜明けの桜散歩【南禅寺・大覚寺大沢池 編】

京都在住の編集人のモリタです。最近は少し観光客で賑わい過ぎの京都ですが、早起きして、じっくり街を歩くと意外な京都が見えてきます。

前回(平野神社・知恩院編)に続いて夜明けの桜散歩は、南禅寺へ。

4月6日、まずは近くの蹴上インクラインを疏水上流に向かい、蹴上船溜へ。
インクラインは朝6時台でも人が多いので、この辺りでの花見がおすすめです。

そして、疏水を下流に向かい、南禅寺へ。

南禅寺は、秋

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編集人の京都の朝をぶらぶら◉夜明けの桜散歩【平野神社・知恩院 編】

編集人の京都の朝をぶらぶら◉夜明けの桜散歩【平野神社・知恩院 編】

京都在住の編集人のモリタです。最近は少し観光客で賑わい過ぎの京都ですが、早起きして、じっくり街を歩くと意外な京都が見えてきます。

今回は、京都の桜散歩。お昼間は多くの人で賑わっている桜の名所も早朝は人気も少なく、静寂のなかでゆっくり楽しめます。

まずは平野神社の枝垂れ桜から。

今年の桜の開花は例年より遅く、3月30日でソメイヨシノはまだ蕾だったので、枝垂れ桜の名所へ。
6時台なのにカメラおじ

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編集人の京都の朝をぶらぶら◉眼下に一望できる広場のような空間の理由は? 八坂神社・西楼門をぶらぶら。

編集人の京都の朝をぶらぶら◉眼下に一望できる広場のような空間の理由は? 八坂神社・西楼門をぶらぶら。

京都在住の編集人のモリタです。最近は少し観光客で賑わい過ぎの京都ですが、早起きして、じっくり街を歩くと意外な京都が見えてきます。

今回は賑わい過ぎの渦中の祇園・八坂神社から「昔から」という言葉を疑いたくなる朝をぶらぶら。

まじまじとチェックしてみたのは四条通正面に建つ八坂神社・西楼門。実はこの西楼門、"昔から"現在の場所にあったわけではないらしいのです。それがわかるのが西楼門の前にある標石や境

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