大切なことは、いつもシンプルで身近にある。
昨日、用事があって
久しぶりに都内の高級デパートにいった
店内はきらびやかに装飾され、
音楽から香りまで完璧にその空間をつくりだしていた
いつもあまり買い物にいかないものだから、
余計にぎこちなく感じる空間
その空間に30分ほどいて、なにか重くなる感覚を覚え
自分は改めてそんなきらびやかなものには満たされないんだなと思った。
昔は、バイト代が出ては何か常に消費していた。
必要、不必要かも考えずに。
欲のまま、他人の目を気にして、
自分の本心とは違う買い物をよくしたものだ。
買い物をするという行為が好きだったのかもしれない。
しかし、決して満たされてはいなかったし、
充実感も、ものへの感謝や愛着も薄かった。
今は違う、
少しずつ自分の好きがわかってきて、
その好きさえあれば満足できる事をしった。
先週観た映画「My life without me」のワンシーンを思い出す。
世の中にはあの手この手で消費を促す工夫がされ、
一度家から出ればそんな魅力的な誘惑でたくさんだ。
本当に大切なことはものでは買えないし、
置き換えられない。(助けてくれることはある)
大切なことは、
ずっと単純で、ずっと身近にある。
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