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「壊」の文字を使ってはならなかった方たち、その理由
拙著新刊の『「脳コワさん」支援ガイド』において、「壊れた」という言葉に傷ついた方々への記事を先日公開し、レスポンスをいただきました。そのうえで、これはどうしても加筆せねばならないなというお声をいくつもいただきましたので、追加の記事を公開させていただきます。
まず本題に入る前に。「なぜそこまで謝罪するのか不思議」というお声もあったのですが、それについて前回の内容に補足します。
古い言葉を引っ張ると
「脳コワさん」という言葉にお怒りの声をいただいて
昨月自分が刊行させていただいた『「脳コワ」さん支援ガイド』という本について、タイトルの「脳コワさん」(脳が壊れたの略)という言葉に傷ついたりお怒りだったりする方々がいることをSNSで知り、心からの謝意を表明するツイートをしました。
謝罪はしなくてもいい、本の中身を読んでもいない人に謝るんですか、その必要はないのではないか、等々と直接メッセージを贈ってくださった方もいました。けれど、不快で傷ついた
著名人が政治的意思表明をしない問題とか、「普段は政治的発言をしないけど」が冠につく人たち案件
おはようございます。文筆業の鈴木大介です。読者いるのか思うけど、お久しぶりです
さて、著名人が政治的意思表明をしない問題とか、「普段は政治的発言をしないけど」が冠につく人たちの気持ち、実は少しわかります。というのも、僕自身が、普段から特定の政党・勢力を立てたり下げたりするような発言を、とても慎重にしているから。
そのことについて、ちょっと書いてみようと思いました。
さて、どうして僕は政治的発
映画『ギャングース』公開初日にむけ
2019年11月23日。拙著『家のない少年たち・ギャングースファイル(文庫タイトル)』を原案にし、原作を勤めた漫画『ギャングース』の実写映画劇場公開が、あと数時間後に迫っています。
去来する最後の思いを少し書かせて下さい。
試写会の舞台挨拶で入江悠監督が「戦いだった」とこぼした映画版の制作と同様に、漫画ギャングースの連載も、また毎週が戦いでした。ルポライター、つまりノンフィクション畑の僕には、
この週末「依存」って言葉について考えて欲しいのです・1
せっかくnoteをつくったのに、全然更新頻度があれな鈴木です。
きょうは、「依存」って言葉について、ちょっと言いたいこと。うそ、かなり言いたいこと。
なんか僕があまりに嫌いで、見るのを拒否して屋根のアンテナごと折っちゃってる「地上波の刑事ドラマ」かなんかで、シャブ山シャブ子なんて凄い名前のキャラが登場して物議をかもしたらしいんだけど、もうこれが放映されるまで内部で問題視されない時点で、やっぱ我が
映画『ギャングース』公開に寄せて1
いよいよ僕が原作を担当した漫画『ギャングース』(原案本・「ギャングースファイル・家のない少年たち」「奪取・特殊詐欺犯罪十年史」)の実写映画版の公開が迫ってきました。
映画『ギャングース』 監督・入江悠 公開・11月23日
思えば「加害者の中にある被害者性」という分かりづらいテーマを何とか読者に届けたくて、ノンフィクション作品の中に物語表現を込めてきた僕が、漫画化という新たな「伝えるためのツール
日本の男は、一度「パートナーの経血」に手を染めた方がいい
初めてのnote投稿タイトルがいきなり衝撃的すぎて、何者だこいつという方へ、ごめんなさい。でもタイトルは本音ですし、決して間違ったことを書いているとは思っていません。
デリカシーに欠けている意識も、煽っているつもりも一切ありません。
ひとまずこのタイトルで記事を書くに至った経緯として、今年(2018年)二回にわたって現代ビジネスオンラインさんに寄稿した僕の記事、二本をお読み頂ければと思います。お