【雑感】価格上げずに量を減らす はがっかり感が大きい気がする
タイトルの通り、最近すごくがっかりする出来事がありました。
牛丼のアタマの大盛りが大盛りじゃない
かの有名なオレンジ色の某牛丼チェーンでランチを食べたんですが、その量にビックリ。
「メッチャ量少ない….」
以前に比べると味が格段に落ちたとは思いますが、まさか量までこんなに減らしているとは驚きを隠せませんでした。。
アタマの大盛りにしたはずなのに大盛感なし。。
「いや、言うて1000円以下の食べ物なんだし、そんなに期待するな」と自分に言い聞かせつつも、大食いの自分からするとあまりにがっかり感が大きくて、ランチ選び失敗したなーという気持ちだけが残りました。
ちなみに、がっかりしすぎて味はあまり覚えてません。
イガグリ頭のアイスもどんどん小さくなっている
有名なイガグリ頭キャラがパッケージのアイス、あるじゃないですか。
私割とアレが好きで、小学生(1990年代)の頃は、確か60円で今の1.4~1.5倍くらいの大きさだった記憶です。
習い事が終わった後にコンビニとかで買ってたのが懐かしい。
今は80円だそうで、その頃より20円値上がってはいますが、それ以上にサイズが目に見えてどんどん小さくなっていくのを見ていると、あまり買う気がなくなってきます。
個人的には、高くてもいいからサイズ大きくしてよって思います。
ちなみに、価格と容量の推移は以下のような感じらしいです。
値段が高くても顧客が欲しいものは売れる
企業のビジネス戦略にもよりますが、サービスや製品に希少価値があるのなら、顧客は高くなっても買います。
だって、それが欲しいんですから。
100円ショップなんか、典型ですよね。
100円じゃなくても、顧客が求めるもの、いいものは売れるんです。
ダイソーは別ブランドを立ち上げてますよね。
Standard Products、シンプルだけどおしゃれでイケてます。
ランチがっかりの話からだんだんズレてきましたが、これもデフレ時代からインフレ時代へ変化していくプロセスを一人の消費者として感じている出来事なのかなとも思います。
デフレ脳からインフレ脳へのマインド転換の重要性
価格競争(コスパ)より、顧客価値を新たに生み出して適正な価格で勝負する。
私が普段DXの仕事でも強くお伝えしていることですが、経営者自身のマインド転換が問われている時代だと思います。
顧客に高い付加価値を提供できる自信があるなら、堂々と値上げすれば良いと思いますし、むしろどんどん付加価値を創って新たな顧客を獲得していく。
それが本来の企業のあるべき姿だとも個人的には思っています。
価格を維持して量を少なくしたり品質を落としたりするのは、これまで顧客に約束していたことをいつの間にか破っている印象です。
どうせなら、正直コストきついから価格上げますと言って欲しい。
それでも必要なら買います。
オレンジの牛丼屋さん、イエローの定食屋さんを見て考え方を見直してみたらいかがでしょうか。