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84.10:00 行動(読書)を始めるためには、あと一押しが必要

天気のいいゴールデンウィークは、特に予定のない自分までもウキウキするから不思議だ。
幼い頃のゴールデンウィークの楽しい思い出が、今に影響しているのだろうか。
三つ子の魂百まで。


最近本を読んでいますか?
そう聞かれれば、
「はい。」
でもあるし、
「いいえ。」
でもある。

今年は読書をノルマにしないと決めた。
そして、本をむやみやたらに買うことも控えることにした。
それについては、下記の記事を参照ください。

ただ、細々と読書を続けている。
毎日読書する!何冊以上読む!といった目標がないおかげで、日々おだやかに読書が出来ている。
白状すれば、全く読まない日があると「これではいけない。」という思いに駆られる時もある。
読書をノルマにしていた時の名残だろう。
直ぐに、「ああ、読まなくてもいいんだった。」と思い出す。
好きな時に読んでもいいと思うと、心は楽になったような気がする。
本来、読書とは強制されるものではないから。
(学業に付随する読書は別だが。)

そんな私であるが、最近の読書の悩みと言えば、読みたいのに気持ちがついていかない、ということがしばしば起こることだ。
読みたい気持ちが湧いたかと思えば、読む作業自体を億劫に感じてしまったり、なんだか気分が乗らなかったりする。
でも、読みたいのだ。
それならすぐ読めよ、という感じではあるが、なぜだか本を手に取る前に葛藤する自分がいる。

そんな時、どうするか。
まず、Amazonのリストやカートをチェックするのだ。
すると、大量に読みたい本が保存されている。
これらの本は、「今まさに読みたい」本なので、つい購入ボタンを押しそうになるが、そこで思いとどまる。
予算、本棚のスペース、自分で決めたむやみに本を買わないでおこうという誓いを思い出す。
そして、「今まさに読んでいる」本の存在、読まれるはずの本の存在を意識する。
「あ、私にはまだ未読の本が山ほどあるんだった。」
そう気づくことで、思いとどまれる。
今「読みたい」本を手に入れるまえに、既に「読んでいて」、且つ面白い本があるじゃないか、と。
これについては、以前記事にも書いたとおりである。

そこで、再度目の前の本に目をやると、自然に手が伸びる。
そして、ページをめくり始めるのだ。

つくづく面倒な人間である。

読みたくなければ読まなければいいのであるが、基本は読みたいのだ。
だから、こんな面倒くさいステップを踏む。
自分の機嫌を取るのも、一苦労である。

欲しいものをだしにして、読書するのもどうかと思うが。
読みたい気持ちを後押しするワンステップが最近は必要なようだ。
読んでいる時は面白くて、楽しくて、読書が大好きだと思うのに。
基本的に面倒くさがりなのが災いしている。

ああ、素敵な読書家への道は険しいようだ。
いや、素敵な読書家なんて目指す必要はない。
ただ、好きな本を好きなように読めばいいだけ。

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