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グッドバイ。

だいすけわたなべです。
ボクらのオフィシャルおじいちゃんの
C.W.ニコルさんが4月3日に亡くなりました。
その報せを聞いた後
しばらくボーッとしてしまいました。
ここのところ会えてなかったし
ただただ信じられないと
ボーッとしていました。

ボクの名前は
わたなべだいすけ。
15年前にバンドを組んだ。
バンド名を決めようと
代々木のサイゼリヤに集まった。
ボクは自分のイニシャルDWを
バンド名に入れたかった。
だから提案した。

C.W.ニコルさんみたいに
自然を愛して
自然の中で生まれ育ったボクだから

D.W.ニコルズ

なんてどうだろう。

そうして、バンド名は決まった。

でも、もしC.W.ニコルさんに
このバンド名が
変な風に伝わったら嫌だとおもい
お世話になっていた人のアドバイスもあり
活動をスタートする前に
ご本人に連絡することにした。

その時あった音源といっしょに。

快くOKしてくれただけでなく
その後、ライブも観に来てくれた。

「ちょっと音が大きいけど、詞がいいね」と
ニコルさんは言ってくれた。
すごくうれしかった。

そこからボクらの関係は始まった。

イベントでご一緒したり
みんなでいっしょにお酒を飲んだり
いっしょに歌をうたったり
ファンクラブイベントで
アファンの森にお邪魔したり
ラジオで共演したり。

ある日、ニコルさんは言った。
「ボクはニコルズ のおじいちゃんだからね」と。

でも実際にはボクの親父よりも
ちょっとだけ歳上のニコルさん。
だから、おじいちゃんとおとうさんの間。
そんな不思議な存在のニコルさん。
会うたびにとても安心した。
まさに森の中にいるような
そんな感じ。

そのニコルさんが
もういなくなってしまった。

ニコルさんとボクで
いっしょにラジオに出たり
イベントでトークをしたりする時
ニコルさんはいつも言った。
「だいすけがいるから大丈夫だね。ボクは黙ってるからよろしくね」と
冗談まじりで、ほとんど本気で。
ボクはうれしくてがんばった。

ニコルさん、さみしいよ。
最後に会いたかったよ。
せめて、そろそろいくよって
おしえてほしかったよ。

アファンの森でレコーディングした
「ハッピーラッキーデイ」は宝物です。
これからも歌い続けます。

日本を愛してくれてありがとう。
ニコルズを愛してくれてありがとう。

たくさん大切な物をもらったので
少しずつ返していきたいとおもいます。

ありがとう、さようなら。
また会う日まで。

#dw25
#dw25_daisuke



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