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【EDH】潜在能力を拭き荒らせ!! カジュアルEDH《夢見るものインテット》

 今までデッキは5000円制限のものを紹介してきたが、今回は身内のお気に入りカジュアルデッキを紹介したいと思う。

 紹介するのはT氏が長年愛用している『夢見るものインテット』だ。

 次元の混乱で登場した伝説のドラゴンサイクルの1人で、上古族ドラゴン達と同様の、攻撃を通すたび3マナで特定の能力を利用することができる。

 『インテット』の能力は、ほぼ『精神の願望
 「無料で呪文プレイOK」と太っ腹で、土地も出せるし”唱えた時誘発”までしっかり誘発する。

 つまりデッキに必要なのはカードパワーのみ!!

 大変に分かりやすい統率者だ。
 そしてこういったデッキの魅力は多くのリストを見ると良くわかる。

 お気に入りの”ベスト大怪獣”を好きなだけ入れてALL OK!!

 これに尽きる。
 同じデッキに見えて、使い手の好みで全く異なるデッキに仕上がるのが、この系統のデッキの最も魅力的でおもしろい部分ではなかろうか。

 「なるほど、このカードを採用してるのか!」と宝箱を見る感じでリストを楽しんでもらえれば幸いだ。

 加えてデッキを考察してみると見えてくる、「長年愛用した」結果最適化されてきた、コンセプトとデッキバランス!!

 お気に入りの大怪獣を叩きつけろ!!
 『夢見るものインテット』の紹介だ!


EDH 夢見るものインテット

 【統率者】
《夢見るものインテット/Intet, the Dreamer》
 【爆発物】29枚
《約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised End》
《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus》
《背くもの/It That Betrays》
《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth》
《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre》
《コジレックの職工/Artisan of Kozilek》
《ナヤの霊獣/Naya Soulbeast》★
《マグマの力/Magmatic Force》
《大渦の放浪者/Maelstrom Wanderer》
《世界を溶かすもの、アタルカ/Atarka, World Render》
《雑食のハイドラ/Hydra Omnivore》
《首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana》★
《業火のタイタン/Inferno Titan》
《歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels》☆
《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart》★
《害霊/Malignus》★
《ダクの複製/Dack's Duplicate》
《予想外の結果/Unexpected Results》
《精神の願望/Mind's Desire》
《歯と爪/Tooth and Nail》★
《時間のねじれ/Time Warp》
《時のらせん/Time Spiral》
《時間の伸長/Time Stretch》
《アクローマの記念碑/Akroma's Memorial》
《狂戦士たちの猛攻/Berserkers' Onslaught》
《意識の拡張/Mind's Dilation》
《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription》★
《解放された者、カーン/Karn Liberated》
《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》
 【お守り】 3枚
《濃霧の層/Fog Bank》
《変化+点火/Turn+Burn》
《外殻貫通/Hull Breach》
 【アド】5枚
《熟考漂い/Mulldrifter》
《木霊の手の内/Kodama's Reach》
《魂の再鍛/Reforge the Soul》
《予言/Divination》
《ティムールの隆盛/Temur Ascendancy》
 【シナジーカード】7枚
《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》
《伏魔殿のピュクシス/Pyxis of Pandemonium》★
《巻物棚/Scroll Rack》
《吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm》★
《野生の喚起/Wild Evocation》★
《超心理戦/Psychic Battle》★
《予期の力線/Leyline of Anticipation》
 【マナ加速】23枚
《極楽鳥/Birds of Paradise》
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
《クウィリーオン・エルフ/Quirion Elves》
《爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mystic》
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
《銅のマイア/Copper Myr》
《ソンバーワルドの賢者/Somberwald Sage》
《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《友なる石/Fellwar Stone》
《砕けたパワーストーン/Fractured Powerstone》
《イゼットの印鑑/Izzet Signet》
《シミックの印鑑/Simic Signet》
《グルールの印鑑/Gruul Signet》
《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot》
《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》
《連合の秘宝/Coalition Relic》
《スランの発電機/Thran Dynamo》
《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
《原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter》
 【土地】 計32枚
《統率の塔/Command Tower》
《オパールの宮殿/Opal Palace》
《反射池/Reflecting Pool》
《Volcanic Island》
《Taiga》
《蒸気孔/Steam Vents》
《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
《繁殖池/Breeding Pool》
《内陸の湾港/Hinterland Harbor》
《硫黄の滝/Sulfur Falls》
《根縛りの岩山/Rootbound Crag》
《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《苔汁の橋/Mosswort Bridge》
《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run》
《耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures》
《怒りの穴蔵、スカルグ/Skarrg, the Rage Pits》
《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
《演劇の舞台/Thespian's Stage》
《邪神の寺院/Temple of the False God》
《山/Mountain》2枚
《森/Forest》   2枚
《島/Island》   2枚


デッキコンセプト

 マナを十分に伸ばし!
『インテット』等踏み倒しで爆発物を次々展開し!!
世界に怪獣大決戦を挑む!!!

 
コンセプトの説明は以上だ。

 お気に入りの大怪獣で暴れ回るべく作られたデッキだ。

俺達大怪獣の偉大なオーナ。
とにかく速攻がえらい。最近値上がりしている。

 まぁここまでは概ね皆の想像通りだろう。 

 しかしながら、リストを見ると「おや?」と思う点がある。
 
 気づいた方もいるだろう。
 そう、本デッキは”がっつり”マナ加速を採用しているのだ。

 「これでは『インテット』の当たり率が下がってしまうのでは?」と思われるだろう。当然その通りなのだが、本デッキでは”あえて”この割合のマナ加速を採用している。

 マナ加速に十二分な枚数割合を割く。
 これ即ち”初手で十分にマナ加速ができる”ということだ。

 ここは個人的に一番感心した所で、つまり「踏み倒しの当たり率」よりも「初動で十分に加速し、テンポ良く大怪獣によるリターンを取る」ことを重視して調整されているわけだ。

 考察してみるとこれがなるほど理に適っている

 初手のマナ加速が増えて怪獣が減ったとしても、大怪獣は総じてマナコストが重いしため、どうせ1ターン1枚程度しか唱えられない『インテット』の能力も攻撃時誘発なので大抵1回だ。
 それよりもマナ加速が多いほうが、2~3ターン目の加速回数が増えて大怪獣のキャストターンが早まる可能性が高くなる
 
 中盤は1ターンに唱える枚数が少なくリターンが大きいため、他デッキより初動で手札を多く吐いても戦える
 むしろ「初手に大怪獣が駆けつけすぎてマナが足りず唱えられない」という事故は減り、かつ理想的な初手で走り出せる確率が高まるわけだ!
 
 後続が途切れてしまったら???
 そういう時こそ『インテット』の出番だ。

 マナの吐き先であり、アドバンテージを稼ぐことができる。『インテット』こそ真の爆発物でありアド源であることを忘れてはならない。

 こういった統率者はついつい怪獣を増やしがちになるが、行き過ぎれば事故が増え、デッキとしての安定感は落ちてしまう。
 『インテット』を主要のコンセプトに据えつつ、デッキとしての安定感を意識した賢しい調整がなされているというわけだ。

 この調整に至った理由は恐らく、『インテット』の能力が単体で踏み倒しとして使うには不安定すぎるためだろう。

 そもそも土地まで能力の対象に含まれてしまっているのだから、ガチャの的中率を割合で上げるのには限界がある。当たりを上げるならトップ操作等のサポートと組み合わせたほうが現実的だろう。

 しかし好きなものを探し踏み倒せてしまうと、『インテット』は”勝てて”しまう。爆発物である必要が失われる。
 だからこれを”びっくり爆発物ガチャ”というバランスで着地させたわけだ。

 妥協に思われるかもしれないがそんなことはない。むしろその”ガチャ要素”が”爆発物で暴れ回る”事と完璧にマッチしているではないか!

 リストはシンプルで、マナ加速も多いが爆発物もシナジーカードを合わせれば3割を超えている対戦相手が”はらはら”するには十分だ。
 本デッキは真に”『インテット』のコンセプト””爆発物で暴れ回る”の間でバランスがとられているというわけだ。
 (アクセントに”一喜一憂”を忘れてはならない。)

 事実割合として当たりが減ってしまっている分は、1枚当たりのカードパワーでひっくり返せばよいのだ!!
 次章ではT氏のお気に入り爆発物を紹介するぞ!

大暴れパーティーエンチャント。
つまるところ対戦相手のデッキで勝手にガチャをおっぱじめることができる。

EDHなら各ターン最大3回誘発するし、除去にもしっかり反応するため非常に愉快。


出して楽しい爆発物ランキング

 説明することは無くなっただろう?
 今回も祭りを開こうと思う。

 T氏に「出して楽しい爆発物ランキング」をつけてもらった。

【第5位】『歯と爪』/Tooth and Nail

 爆発物といったらこれ。
 コンボは無いので、その時々で最も影響の大きい爆発物を叩きつけよう。

 『ウルフィーの銀心』『世界を溶かすもの、アタルカ』『インテット』を超強化しても良い。『歓楽の神、ゼナゴス』と組み合わせればあれこれ駆けこませることが可能だ。『業火のタイタン』『マグマの力』で顔面を焼いてしまうことも可能だ。

 普通じゃできない爆発物同士の相乗効果で蹴散らしてしまおう。


【第4位】首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana

 パワーを参照してアドを稼ぎながら自信を強化する伝説のマーフォーク・ウィザード。
 本デッキなら6枚~8枚ドロー&強化ができるため、自身がファッティでありながら爆アドまで稼げる一人二役な1枚

 さすが首席議長。


【第3位】害霊/Malignus

 EDHなら20/20まで狙えるナイスガイ。終盤は多少小さくなるが、マナレシオで見ればサイズは十二分。
 いつでもお手軽に、手元にファッティがいる安心感を与えてくれる。


【第2位】ナヤの霊獣/Naya Soulbeast

 EDHならではのガチャファッティ。うまくいけば20/20ぐらいの驚異的なサイズで出てきてくれる。ちゃんとトランプルがついていて大変偉い。

 全員でデッキトップを捲る瞬間は筆舌に尽くしがたい。
 トランプルのおかげで脅威度も十二分であり、対戦相手が「こいつをどう対処するか」でてんやわんやする姿はもうめちゃくちゃ面白い。
 それを見るために爆発物デッキを使うまである。

 時々かわいらしいサイズになってしまうのはご愛敬。


【第1位】エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription

 栄えある第一位は最強エンチャント・オーラ
 
 誰につけても大暴れできるが、『インテット』で1パン入れていた相手に駆けこませることで統率者ダメージを達成することができる。
 修正値が『インテット』と高相性であるため評価が高いとのことだった。

 パワー6の統率者は「ギリ4回パンチ」というサイズがかなり絶妙で、多くの統率者があと1上げるべく苦心するように、パワー7との脅威度差はけっこう大きい
 そこに付け込み1パンずつ通しておくことで、アドを稼ぎつつ本カードへの布石とすることができるわけだ。
 パワー6系統率者と高相性な1枚。

 『インテット』の場合は能力を誘発させたい面もあるため序盤から脅威度を上げすぎたくはない。そんなジレンマやデッキコンセプトと絶妙にかみ合ったカードと言えるだろう。


賢しいデッキ『インテット』

 当然(?)本デッキも賢しいカード達が採用されている。
 特徴的なコンセプトを支える”お気に入りカード達”を紹介したいと思う。
 (お気に入りって言っちゃったよ・・・)


 本デッキは『インテット』以外にも踏み倒し手段を複数採用している。

 対戦相手よりもデッキ内のカードパワーが高いんだから、『インテット』以外の踏み倒しカードだってリターンが大きいに違いない
 デッキの特徴を生かした構成をしているわけだ。

 『吹き荒れる潜在能力』はその筆頭だ。

 デッキ内のカードパワーが高ければ、”デッキをランダムにめくったカードのパワー”も他と比較して高くなるに違いない。
 ついでにコンボも止められるぞ!

 終盤不要となるマナクリをフィニッシャーに変えることもできる、デッキの方向性と非常にかみ合った1枚と言えるだろう。


 『伏魔殿のピュクシス』にも真の役割がある。
 本デッキでこのカードは”トップ操作カード”であり”踏み倒しカード”だ。

「一斉に追放カードを踏み倒した時、高い確率で有利に立てるに違いない

 そんな思惑から採用されている。

 「それもあるが全員一斉に盤面に叩きつけるのは”超楽しい”。」

 現場からは以上だ。


 ピン除去に対しても『超心理戦』が睨みを聞かせてくれる。

 マナコストの高かった人の思い通りになるのだから、もちろん『インテット』有利で心理戦が展開されるに違いない!というわけだ。

 ライブラリトップ操作とも高相性であり、これが置いてあるだけで苦手なピン除去にプレッシャーをかけることができる。

 「対戦相手から”選ぶ”という行為を出来る限り剝ぎ取ってしまおう」というのが、本デッキにおけるT氏の隠れコンセプトだ。



おされカード・おすすめカード(塵中)

 最後に私が注目したカードをいくつか紹介したいと思う。

〇野生の喚起/Wild Evocation

 私も大好きな赤の踏み倒しエンチャント
 激重呪文を多用したいデッキで、欠点となるテンポ不足を補ってくれる

 重めのデッキでは基本1ターン1枚程度しか唱えられないため、マナ加速が済めば手札にデカブツが溜まってくる。そんなデッキにベストマッチなのが本エンチャントだ。
 元々他デッキよりもカードパワーが高い上に低マナ域のカードはさっさと吐き出してしまうため、自然と当たりが増えていくという寸法だ。

 構えてくるような小賢しい相手に嫌がらせもできる。赤系デカブツデッキでぜひお試しあれ。


〇ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart

 どんなクリーチャーもフィニッシャーに格上げしてくれる狼ウォーリア。

 結魂は他にクリーチャーが1体でもいれば簡単に成立するため実質5マナ8/8。えげつないマナレシオをしている。
 『こんなクリーチャーがいたのか!!』と個人的に盲点だった1枚

 カジュアルEDHで+4/+4修正の価値は計り知れない
 3/3統率者が3パン、7/7統率者が2パンに届く。飛行に着ければ天使を確実に突破でき、ゾンビだってタイタンに化ける。
 装備でこの修正を達成できるものは数えるほどしか存在しない。

 そして”修正と結魂”の相性が非常に良い

 他の結魂クリーチャーがぱっとしない理由の多くが「結魂側のクリーチャーが役に立たない」ためではないだろうか。次々出てくるクリーチャーにキーワード能力を付与しても速攻以外メリットが薄く、死亡させるわけにいかないためブロッカーにもならない。

 一方『ウルフィーの銀心』では話が全く変わってくる。
 戦場のクリーチャーを+4/+4修正して駆けこませても盤面に8/8が残る。さらには中堅クリーチャーが全員フィニッシャーになるだけでなく、1/1トークンを次々5/5にして駆けこませることができる
 トドメに、駆けこませた後出したトークンと結魂し直せば5/5のブロッカーを用意することまで可能だ。

 素直な打点の強化は統率者、中堅アタッカーはもちろん、トークン戦術ともシナジーを形成できる

 結魂サイクルで最もカードパワーが高いと言えるのではないだろうか。
(青の彼は付与能力が異常なだけだから・・・)


おわりに

 「ただの踏み倒しデッキ」と侮るなかれ
 なかなか考えさせられるデッキ考察だったのではないだろうか。

 決して記事を自画自賛しているわけではない。「愛用のデッキは土台まで考え抜かれている」という事が伝わっただろう?という意味だ。

 このリストは長年愛用したことによって最適化されたものだ。

 T氏は『インテット』を2010年ぐらいから使用しており、爆発物を入れ替え遊び続けてきた。マナ加速も含めT氏の愛着が詰まっているため、傍から見れば「な、なぜにこのカードを???」というチョイスもあったかもしれない。しかしこれにはのっぴきならない理由があるのだ。
 あなたの指摘は恐らく正しい、でも強さだけでは語りきれないのが”愛用デッキ”というものだ
 カジュアルだからこそ許される、最も楽しい部分だと思う。

 デッキバランスはその逆で、コンセプトとしている動きや目指す勝利に近づくため、ずっと調整され続けてきた。その成果がリストに現れている。考察しているとしっかりとそれらが見えてきて大変興味深かった
 文字通り年季が違うというわけだ。

 最後に「塵中ならどんな爆発物を採用するかも聞きたい!」と言ってもらえているので何個か上げたいと思う。

 『セルヴァラの暴走』は大好きだがS氏の布教物だし、最近出たやばい生物だと『研究体』とか?・・・分かるぞ。デザインがあからさますぎてちょっとちがう感じするよな。

 『創造の技』は最近だと結構好きなカードだ。『クローシス』でドラゴンを踏み倒すのに利用している。当然相手も巻き込んでパーティーだ。
 最近レガシーでこれと『頂点壊滅獣』を使って大暴れする動画が配信されていた。一見の価値ありだぞ。

 『コルフェノールの骨壷』はなかなか良いのではなかろうか。
 先置きで全除去対策になるため、デカブツデッキがこれを置くと「うげぇ、めんどくさ!!」とみんな渋面になっておもしろい。
 ティムールカラーなら元々リアニは難しいため、「通ればラッキー」ぐらいのノリで隣に置いておくと全除去を渋ってくれたりするのでおすすめだ。
 
 しかしさっきから爆発物とはいい難いなぁ。何か、何か・・・これだろ。

 私ワーム信者なので。

 デカい!どかない!無理!!
 フレーバーテキストが「でかぶつデッキとはどうあるべきか」を体現していて大変に良い。
 姑息な手段は必要ないのだ。(召集は???)


  今回は実はT氏の声かけもあって記事を書いている。長年愛用のデッキを紐解くのはかなり楽しかった。
 こんな機会をくれたT氏に改めて感謝したいと思う。
 
 また5KEDHの紹介に戻るだろうが、けっこうおもしろかったので、また今回のような愛用デッキも紹介したいと思う。


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