年齢は関係ないと言うが

チームで仕事しているとき、個人的には年齢はそこまで気にしない。というより、年齢で仕事するわけではないと思っている。


じゃあ年齢関係なく、実力だけで目線を上下させていいのかと言われると決してそうではないとも思う。年功序列はいらないが、長幼の序的なものはあっても良いと思う。


ろくでもない先輩ならまだしも、先輩を敬うのが自然。で、先輩はちゃんと後輩を守るというか、暖かい目で見守る。これも自然なこと。


価値観が多様化したからといって、こういう人間的な、古き良き時代の風習は大事にしたいなと思う。タメ口は使われて嫌な人もいれば、それがいいって人もいるけど、シーンと言い方には本当に気をつけたほうがいい。


よく見かけるのが吐き捨てるような言い方をするタメ口。コレは本当によくない。コミュニケーションというものが、対人関係の肝というのがまるでわかっていない。それやられて良い気がする人っていないだろう。これは先輩後輩の関係でなくても、同い年でもムッとくることもあると思う。


これを平気でやってしまうのはセンスがないなと。というよりもったいない。本当はそんなこと思ってないってことも、表現形が悪ければ、せっかくの良い意見も腐る。


僕の周りにも何人かいるが、それは僕が許しているから成立するのであって、たぶん、一般社会に放り込んだら終わるレベルな人もいる。最初はうまく取り繕うかもしれないが、人間の底根というのは、そう簡単には変わらない。すぐに芽を出して、顕在化してしまう。


人間関係には「効率的」「結果で語る」みたいな現代社会が賞賛しているスタイルはマッチしないと思っている。だから人間関係で悩んでしまう人が多いのではないかと。


昔が良いとは言わない。すぐに手が出たりするひともいたから。そうではなくて、もっと精神的な部分(相手のことを本気で心配したり、ダメなやつなんだけど放っておけなくてなにかとかまってしまうなど)も大事にした方がいい。


これをわかっていてやるのと、理解しないでやるのとでは、実は大きな差がある。語尾のほんのちょっとの違い、イントネーションの違い、言い回しなど、些細なことかもしれないが、その些細なことが決定打になったりもする。


精神論ばかりを語りたくはないが、そういうことがわかっている人ってコミュ力が高いと思う。仕事がちょっとくらいできなくても、なんか許される的な。そして自然と周りに人が集まる的な。


センスなのかもしれない。でもそのセンスをちゃんと活かすことができるのも、人間としては大事なこと。


上司とうまくいかない、周りの人にイライラする、期待できないと見下す人は、どこかで「人間関係を軽視している」のだと思う。


どこまでいっても仕事は「人と人」で出来ているのだから、「リスペクトの精神」をもって生きたいものだ。

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