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政治への無関心と日常への関心

あんたは政治のニュースをどんなふうに眺めている?

俺のイメージだと、政治のことを自分のこととして眺めるヒトって少ない方なんじゃないかなって思ったりする。

選挙の投票率なんて数字を眺めてみるとドンドコ下がっている傾向だしね。

直近の国政選挙だとざっくり4割のヒトは選挙に行ってないってわけだ。
結構エグい数字だよな。

その4割がどこかの野党に投票したら政権がひっくり返るって話だもんな。

なんでこんなに政治への関心が下がり続けているのか。

なんとなく俺たち庶民の感覚とずれた政策が議論されている姿から失望を感じているからなのかもしれないと思ったりする。

今回は政治と庶民について考えてみる回だ。

ちっと俺たちの日常と政治ってのを紐づけて考えてみようぜ。


年齢と政治

なんとなく、流れてくる政治のニュースを眺めていたらこんなのが流れてきた。

いや、ぶっちゃけね。
こいつは悪手だって思ったんだ。

曰く、この生まれた瞬間から選挙権をもたせるべきだって主張は「少子化対策」なんだそうだ。

子どもがいっぱい居れば、その分だけ投票権を貰えるから子ども増やすでしょ?ってことなのかな。

いや。でもさ。
冒頭書いた通り、国政選挙の投票率は下がりっぱなしなんだぜ?

まずもって、選挙権を手に入れるために子どもを作るなんて選択肢を思いつきもしないじゃんか。
単純に選挙権を手に入れるためだけに子どもを作るってのはリスクとコストがでかすぎる。

なのにこの政策の意図が少子化対策だって言い切っている。

いや、たしかにね。
野党の立場からすればだよ。

本質的に政策で勝負しないといけないところを、現実的に政策に関わる手段が限定的なのはわかるよ。
なにしろ内閣に入れないんだから。

でも、これは無いよ。ホント。

だって、子どもを持てなかったヒトのことをさ。
「おまいらの政治に関わる権利を減らす」って言ってるようなものじゃん。

そんなん絶対に許しちゃダメなやつだと思ったんだよな。

投票率と政策

で、投票率の推移ってのを眺めるとだ。

ここ最近だと2012年にガクンと下がってから減少傾向が続いている。

その時の日本の政治はどういう状況にあったのか。
野田内閣時代だ。
言い換えれば民主党政権末期ってやつだな。

これをどう解釈するのかってのは意見が別れるところかもしれない。
俺としては、政権交代をしても日本は良くならなかった。
なら、選挙で誰かを選ぶなんて意味が無いじゃんか。

そういうことなんだと思ったんだ。

実際、自民党に政権が戻ってからも景気は回復しないし、なんなら裏金問題なんてものだって出てきている。

じゃあ、立憲民主党に投票したいかって言うと、全然政策面で魅力を感じない。
母体がデカいってのもあると思うけれど、どうも政策が玉虫色に見えて仕方がない。

かと言って、今回の維新の会のような政策は断じて受け入れがたい。

共産党もれいわ新選組も社民党も言っていることが極端すぎる。
※NHKは論外

そりゃあ、投票しようにもどうすりゃ良いの?って話になるわな。

日常と政策

じゃあ、どうすんだって事だけれど、やっぱ俺たちが自分ごととして政治を感じるタイミングを探すところからだと思うんだよね。

例えば消費税。

こんだけドンドコ上げられてだよ。
更に上げようって動きも見えている。

消費税増税が景気にブレーキをかけているってのはわかりきっているのにね。

まあ、税金については貨幣のプール論に問題があるって話もあるけれど、今回の話とはずれるからちっと置いておかせてくれよな。

言いたいのは、消費税みたいな俺たちの日常にあるような「政治」について考えるってのは、俺たちが政治を自分ごととして考える切っ掛けにし易いんじゃないかってことね。

俺たちが政治の答えってのを想像してないとさ。
政治家がその答えを代弁することなんてデキッコナイスだべ?

なあ、あんたはどう思う?

俺たちが政治を考えるためにどこから手を付けるのが良いと思う?

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