ある司法書士の一日～合格発表に寄せて～

６時半　起床。下の子に肋骨を折られながら目覚める。上の子をたたき起こす。
７時　家族全員の検温、保育園や小学校のノートに記入。朝ご飯をなんとか食べさせる。２人の着替えは大変だ。
７時４０分　下の子と夫が保育園に出発。
８時　上の子と一緒に家を出て小学校に送り出し、事務所に向かう。
９時頃　事務所到着。郵便チェックと迷惑メール削除。コーヒーを淹れてツイッターを眺め、今日の予定をぼんやり確認。
１０時～１３時　午前の執務をだらーっとする。
１３時　ご飯を食べたり食べなかったりアマプラ見たりで休憩。
１４時～１６時半　午後の執務をだらーっとする。
１７時　退勤。保育園のお迎え、小学校の付近までお出迎え。
１８時　子育て戦争開始。
２１時　寝かしつけと同時に寝落ち。読めなかった本は子供が寝てから読もうと持ち帰っているのだが、読めたためしがない。

日中は、調べものをして書類を作成したり、（たまに）申請したり。メールを書いたり返信したり。謄本を取りに行ったり郵便局でレターパック買ったり。事務所を掃除したり。本を買ったり。同期とあれこれ電話で悩み相談したり。

何もない穏やかな日はこんな感じでのんべんだらりと過ぎていきますが、一本の電話（補正なら尚更）で急にバタバタし始めたり、子供の急な発熱でお迎え招集されたり、いつも思う通りにいくわけではありません。むしろ不測の事態に備え早めの準備は必須。

こんな一日を過ごしているんだ・・・とがっかりされた方。逆にこれでもやっていけるんだと勇気が出た方。あなたは、どんな司法書士になりたいですか？
毎年悲喜こもごもの合格発表日。受験生の皆さんにとってはどんな方向に進むか、それぞれ人生と向き合う日になると思いますが、今日が忘れられない一日となることを願って。