2人目を産むという選択 その2

出産時、大きいトラブルがありました。それは早産。突然超未熟児で産まれた子は3か月の入院を余儀なくされました。想定外も想定外。
ただ、その頃は初の緊急事態宣言が発令されて、保育園も休園、仕事も休業状態。確かこの月は開業以来の最低売上額を記録しています。なので急に入院となっても、仕事に関しては全く問題がありませんでした。運がいいのか悪いのか。

私自身は1週間で退院、子供が入院している間は母乳を届けに毎日NICUに通うことになりました。緊急事態宣言が明けると、少しですが問い合わせも戻ってきて、自宅、事務所、病院を行き来する日々。さすがにしんどくてツイッターでよく愚痴ってフォロワーの皆様に慰めてもらっていた記憶があります。

退院後、上の子を見てくれた保育ママにお願いすることができ、ベビーシッターさんと併用しながら4月からの保育園も確定。順調!しかし、やはり数年事務所をやるとそれなりにご依頼も増えていて、緊急事態宣言という未曽有の事態はあったものの、仕事との両立については1人目よりも格段に大変でした。

上の子が産まれてから、開業当時から使っていた申請用総合ソフトでは手詰まりになりつつありました。送り迎えの間の日中、外出を除いた短い時間で書類作成は時間がなくてミスも多い。なので、途中から業務用ソフトを導入していたのですが、第2子出産後はこれがテキメンに効果を発揮しました。案件がないから、売り上げがないから、お金がないから、と理由をつけて後回しにせず独立当初から導入しておけば、もっと効率よく仕事できたなあと思います。

最初は、業務用ソフトにしろ保険にしろ備品にしろ、こんなにお金をかけて仕事が来なかったらどうしよう。。。と不安になりました。が、不思議なことに、そのお金を回収できるご依頼がちゃんとくるんです。なぜか。金は天下の回り物とはよく言ったもんだ、と全然根拠はないんですが、偽りのない実感です。

子どもが2人大変さは5倍。まあ確かにそうだなあと思う部分もありますが、面白さや刺激も3倍くらいあります。今後の事務所経営は追い込まれている気もしますが、とりあえずは、元気に育ってくれているだけでも、ま、いっか。




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