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GRAFFITI CULTURE ③

嗅覚以外には
スプレーをどれだけ上手に使えるかが
skill面では重要だと思っている。
ハッキリ言って、タグ(サインスタイル)やステッカーはgraffiti writerじゃなくても1日使ってデザインを考えれば誰でも出来るし、調子よければ数分で決まる事だってある。カリグラフィーのスタイルだって、ちょっと練習すれば誰でも出来る。
それが、キッカケになって高みまで行く人もいるが、そこに留まる人で溢れている側面もあると思う。

大体は飽きるか本人か周りがパクられて辞めるが、兎に角、簡単に始められる分、新陳代謝が早い。

東京はかなりの厳重体制なので、
メタルギアソリッドの主人公かプレデターくらいのノリじゃないと、タグかステッカー、頑張ってスローアップくらいしか描けないと思うが、そもそもメタルギアソリッドみたいなノリじゃないと

graffiti writerなんて成立しないんだ。

結局何が言いたいかというと
graffiti writerしか出来ないskillを駆使したボムが好きって事。
ライン一本にしても
「これってどうやってスプレーで描いたの??」
って言いたくなるようなskillを持ってるヤツが好きだ。
そのskillを持ってリスクを負って夜中に線路に忍び込んだり、ビルの屋上に入りこんで一歩間違ったら死や逮捕に直結する環境で緻密に計画的に完璧なクオリティで仕上げる。
勿論描かれたい壁をチョイスする前提でのハナシだ。
これこそ自分はgraffiti artだと思うし、
一般人から見てillegalがleagalを超える瞬間があると思うしソコにrespectがある。

今後もイチgraffiti ファンとして
カッコよく文化が進化、繁栄されて欲しい。

「GRAFFITI CULTURE」 fin.

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