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2拠点生活のススメ|第281回|老眼鏡をスマートに

家でものを書いたり、パソコン仕事をしたり、本を読んだり、老眼鏡は手の届くところに置いておくものと思っていた。

ところが、どんどん字が見えなくなってくるに従って、買いたいものの値段が見えない、お店のメニューが見えないなどなど、外でも困ることが増えてきた。いちいち眼鏡ケースから老眼鏡を出して、ケースをカバンにしまって、眼鏡を掛けてとかといった一連の動作に時間が掛かるので、後に人が並んでいたりすると凄く迷惑を掛けているような気にもなるし、手がふさがっていて思うようにこの一連の動作が出来ないこともある。

外出用というか、サッと使える用というのか、とにかく本格的な物でなくていいから便利でスマートに使える老眼鏡が無いものかと思っていると、うちの奥さんがコレいいよと自分が使っている老眼鏡を見せてくれた。

レンズ部分が薄くて、畳むとまるでウルトラセブンの変身用眼鏡みたいな雰囲気なのだが、ケースも不要だし、コンパクトなので胸ポケットに差しておけるし、見た目はなかなかエキセントリックだが、サッとスマートに使うには優れもの。

「いいやん、コレ」とうらやましがっていたら、ネットで買ってプレゼントしてくれた。Pod Reader Smartという名前らしい。

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畳むとレンズをある程度カバーしてくれるので、このままポケットへ。拡げると下の写真のようになる。実売1000円ほど、誰が考えたのか知らないがかなりの優れもの、これならガシガシと荒く扱っても気にならない。

奥さん曰く、レンズの上下幅が狭いので眼鏡を掛けたまま視線をちょっと動かすだけで老眼鏡から目線を外して遠くを見るにも困らないらしい。なるほど・・・。

歳を取ると持ち物がいろいろ増えてくもの、スマートというのはひとつのキーワードなんですね。サッとポケットにというのはいいけれど、持ち慣れないので無くさないようにしないとな。

グッズより何より、まず自分がスマートでないとダメだな(笑)。

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