他の楽器の音を聴くのも練習
ドラムをやっていると、ドラムの音ばかりを聴いてしまいます。
もちろん、ドラムの音に集中すると「あ、こんなフレーズ叩いているのかぁ」など、学ぶことがたくさんあり、引き出しがどんどん増えていきます。
しかーし!
他の楽器の音も、ちゃーんと聴いてください。
というか「他の楽器の音に集中して聴く」というのも、ドラム上達の大切な学習方法です。
ボーカルだけ、ギターだけ、ピアノだけ、ベースだけ...、という一つの楽器(プレイヤー)に集中して聴いてみる。バンド全体を一つの空間として聴いてみる。
同じ「曲を聴く」でも、聴き方によって見えてくるものが違います。
他の楽器が何を弾いているのか?どこでどんな音を出しているのか?を知ることで、ドラムのフレーズも変わってきます。
先日、生徒さんから「曲のバスドラムのパターンが覚えられない」という相談を受けました。
どれどれ...と私もその曲を聴いてみたのですが、私からすると「超イージーじゃん!なんで覚えられないの?」ってな具合です。
では、なぜその生徒さんが覚えられないのかなぁ?とアレコレ質問したら、どうやら「他の楽器の音を全然聴いてない」って事がわかりました。
そもそも、私が「この曲、イージーじゃん!」と思ったのは、ギターのフレーズがカッコよくて、そのフレーズに合わせてバスドラムを踏むパターンだったから。
ギターのフレーズと同じ様に歌う感じでバスドラを踏めばいいだけ...ってことですね。
他の楽器が何を弾き、どんな音を出しているかを知れば、曲全体のアンサンブルを理解できます。
そうすると、
「なぜ、このビートを叩いているのか」
「なぜ、バスドラムはこのパターンなのか」
「なぜ、ここでフィルが入るのか」
など、楽曲へのアプローチがより深まりますよー。
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このnoteは「みっきーのドラム教室メルマガ」の一部抜粋版です。
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