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ライブハウスのサウンドチェックでどう叩けばいい?

ライブハウスでライブをする時、リハーサルのサウンドチェックで、、

「じゃ、ドラムさん、バスドラムから音ください」

とPA(ライブハウスの音響スタッフ)さんに言われた経験がありませんか?

その時、
「何を、どう叩けばいいのかな?」
「なにが正解なのかな?」
と思ったことありませんか?

そして、前の人のサウンドチェックを思い出し、、
「他の人は、ドン...ドン...と単発で鳴らしているな。
とりあえず、その感じでやっとけばいいんだろうな。。」
と、お焼香と同じ勢いでやり過ごしている...という方も多いのではないでしょうか。

さて、今回は「PAさんは、どう叩いてくれたら嬉しいのか?」という疑問を解決すべく、実際にライブハウスのPAさんに聞いてみました。

回答は....

「1発ずつ、間隔は速すぎず、そして遅すぎず」

だそうです。
なんじゃそりゃ!当たり前じゃん!と思いますが、この回答の意図は、、

間隔を速く叩かれる(連打される)と、アタック音や余韻の音が次の音と
混ざってしまうので、音がわからない。ってことです。

例えば、バスドラムを一発「ドン!」と踏んだ時、「ドゥーンンンnnnn....」と、
アタック音とその後の余韻が残りますよね。

アタック音も大事だし、その後の余韻の感じも大事。
ちゃんと一発の鳴りを調整できるように、余韻が切れたタイミングで次の一発を
発射するのがベターってことです。

文字にするとこんな感じ↓
「ドゥーンンンnnnn.. ドゥーンンンnnnn.. ドゥーンンンnnnn..」

逆に、間隔が空きすぎちゃうと「おい!もっとサクサクちょうだい!」って
思うらしいので、これまた注意が必要です。

で、私がライブハウスでサウンドチェックをする時は、、

1、最初は、一発ずつしっかりと。余韻が消える間隔で打つ
2、中盤は、たまに「ドド!」とか「ドンドン」みたいな連打を交える
3、後半は、「一発」・「連打」に加えて、「ト,ト,ドン!」みたいな強弱を交える

みたいな流れでやっています。

あと、もう1つ重要なのは「本番と同じ気持ちで叩く」って事です。

リハの時にヘラヘラ叩いて、本番でウオー!ってなる人を見かけますが、それだと「サウンドチェックの時と違う音」になってしまいます。

まあ、サウンドチェックの時って超注目されてる感じが照れ臭い...
って気持ちはわかるんですけどね。でも気持ちMAXでやりましょう。

そうしないと、サウンドチェックの意味がなくなりますのでご注意を。

バスドラムに限らず、スネアもタムも同じですよー。

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このnoteは「みっきーのドラム教室メルマガ」の一部抜粋版です。
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