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ロングミックスをしてみよう(House編)その1 ドラムのグルーヴ重視

はい、皆様こんにちはDee-Sです。今回はロングミックスとは何?という事で実際にロングミックス教材を聴いていただこうと思います。こういうことは言語化するより実際に聴いてもらった方が絶対に早いので。なお使用した曲は以下になります。

1曲目(A)

Abacus - Black Thanx(16B 'Changing Shape' Remix)

2曲目(B)

X-Press 2 - Lazy (Peace Division Dub)

この2曲をロングミックスしたものが以下のミックスです。

このミックスの要点

この2曲、どちらもTribalタッチのドラムパターンなので、合わせやすい事が判断できると思います。また、1曲目のヒプノティックなシンセブレイク以降は、ほぼうっすらシンセのループとTribalなパーカッションがかなり長い時間を占めていますのでロングミックスでバッチリ決めてくれ、と言わんばかりの展開です。

そして2曲目もTribalタッチですが、よりズンドコなビートで横ノリが1曲目より強く、またキックと低音部分のコシが有るのとヴォイスサンプル、SEシンセのタイミングが1曲目のグルーヴに邪魔しない箇所で鳴ってくれるので、テンションは現状維持からややアゲのテンションに上がっていきます。

教材はY2K期のProgressive Houseネタですが、この時期の楽曲は、とにかくIntroとOutroが異常に長く、ゆっくり展開していく曲が多いのでロングミックスでジワジワとハメていかないと全く面白くないDJになってしまいますので、イイ教材なんじゃないかと思って今回チョイスしました。あとレコードでの録音データなのでレコードノイズが乗ってたり出音が若干曇っているのはご容赦ください。

そして今回のミックスは以下のタイミングでミキサーの操作をしています。

06:15 Bの曲をミックスし始めて32拍×2でBの曲をVolume 10に上げる
07:01 この辺から2曲のLowを入れ替え、32拍のアクセントで徐々に入れ替え
08:03 Lowの入れ替えがほぼ完了、徐々にAの曲のボリュームを下げていく
09:20 Aの曲のボリュームを0まで下げ切ってミックス完了

このミックスが良いか悪いかはまぁ別にして、1曲目から2曲目のテンションは現状維持からやや上げ、位の位置に居ると思いますが皆様はどう感じたでしょうか?ロングミックスの楽しさは正に無限大。何と何を組み合わせてロングミックスして展開させていくのか?を考えるのは凄く楽しいですよね。今回はグルーヴを重視したドラムの組み合わせと1曲目、2曲目のミックスでヴォイスサンプルとSEシンセが混ざり合う、という内容でした。

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