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6days「呪術廻戦2期EDをシネマティックな目線で解説します①」スロベニアに行く前に英語日記

おはようございます。

今回はこちらの動画を題材に撮影手法やBロールなどを解説します。

このブログを観たら撮影技術が上がるかもしれません。

0:00~ まずは真っ黒な背景から徐々に金魚がみえる演出から

この演出をフェードもしくはディゾルブといいます。

動画編集黎明期からよく使われている手法で初心者に人気があります。初心者からプロまで多用しています。

このEDではよく金魚が出てきます。冒頭に金魚を持っていくことで金魚が何か特別な意味があるんだなとわかります。

00:05〜00:07

金魚の通った後に煙が出てその後に登場人物(五条悟)が傘を刺しているシーンが出てきます。

金魚→五条だと突発的すぎて違和感がありますが、途中で煙を差し込み、次のシーンで傘を持った登場人物と曇り空が出てくることで違和感なくシーンが映ることができました。

これもシネマティック手法でよくつかわれているトランディションの一種です。

00:09〜

このEDで度々表現されているのがスマホの縦画面のように一部しか映像が写っていない手法

後に解説します

00:15〜00:17
金魚が宴を描くように泳ぎ、その中心に水滴が落ちたら晴天の空に変わり鳥の動きによって画面が動くシーン

割とアニメでは多用されているシーン。水滴が一滴落ちると晴れるというイメージが古来から物語でつかわれていることから。

暗から明など場面転換したい時にもつかわれています。

00:19〜
学生服の女の子(天内莉子)と友達が談笑しているシーン。またスマホの縦画面のアスペクト比4:3の撮影技法を使用。

〜00:22
天内が本を運ぶシーン。横切るたびに横長の画面に今まで天内が楽しかった日々が映し出されている

デザイン界隈ではデザインは余白で決まるといわれています。余白を入れることで夏らしい爽やかな雰囲気と日常を切り取った印象を受けます。

00:28〜00:31

白い背景に4:3のサイズの動画がバラバラに不規則に配置されています。4シーン

まるで誰かがスマホの縦動画で撮影したようにみえます。縦動画は誰でも手軽に撮れるので、最近の映像界隈では例えば主人公の友人が主人公を撮影したように見せる表現の時などによく使用しています。

ここでは登場人物が学生生活での日常を合間合間で撮影しており、楽しかったんだろうなという印象を受けます。

時間がないので、ここまでにします。

評判が良かったらこのED丸ごと一本を徹底解説した本格的なブログにリメイクします。

ではまた。

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