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社会人の友達はどうやって作れば良いのか。

友人がいない。

厳密にはいないわけではない。
生まれ育った地元や県外には仲の良い友人がいる。

帰省したり、出張で県外に行く予定がある時に「ご飯に行こう(飲みに行こう)!」「旅行に行こう!」と急でも気兼ねなく誘える友達は片手で数えられる人数ほどだが存在する。

しかし、現在の住まいの近所にはいない。

高齢化が進んだ田舎にいるからだろうか。

学生時代は、居残りの課題が終わったから「これから飲みに行こう!」と言ってすぐにその場で誘える友人がいた。

今はいない。

積極的に友人を作る努力をしていないわけではない。

都会に遊びに行くと、あえて立ち飲み居酒屋に入って、年齢が近そうな人と話す。
意気投合すると連絡先を交換してまた会おうと約束をする。

そんなこんなで県外に遊びに行く用事ができれば飲み仲間には困らない。

自分の住んでいる地域でも同じようなことを試そうと比較的新しいバーに乗り込んだ。

しかし、そこには若くても自分より一回り、二回り上の世代しかいなかった。

その上の世代の方に、諸々の事情を話して「私と同じくらいの世代の人を紹介してくれないか?」と尋ねた。

すると、「いるにはいるが、みんな結婚している。突発的に外食をしたり、週末頻繁に出かけたりするのは無理だろう。」とのことだった。

高齢化が進んだ田舎の町に定住しているアラサーはもれなく家庭を持っているようだ。

私も結婚したら良いのだろうか?

しかし、恋人すらいない。

何か社会人サークルや習い事を始めたら田舎でも新しい出会いがあるのではと思い、色々調べてみた。

すると、全く検索に引っかからない。
やはり田舎すぎて需要がないのだ。

かろうじて見つかった里山愛好会に顔を出してみた。
ゴミ拾いをしながらハイキングをしたのだが、参加者は定年を超えた方々ばかりだった。

ここまでしているのになぜ?と心が折れてくる。

小中学生の頃は当たり前にいた「近所の友達」が欲しいと切に願っている。

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