見出し画像

予想外の角度からの豊かさ

私はずっと豊かさイコールお金だと決めつけていた。

受け取れる金額が大きければ大きい分幸せになれると思った。

自分でも高額なお給料をいただける職種に就こうと、無理に努力したけれど、それは無駄な努力に終わった。

私は考えた、自分で無理ならパートナーが高額なお給料を稼いでくれれば良いんだ!と。

そうして条件に合った相手が元夫だったのだ。

当時の元夫は私の感覚からすると、かなりの高額なお給料を得ていた。

私はそのお給料を上手に遣り繰りして、しっかり残し貯金する自信があった。

実際現金入りの封筒を元夫から受け取った時、専業主婦になれた喜びが溢れ幸せな気持ちでいっぱいだった。

そんな幸せは長くは続かなかった。

元夫には金銭面で沢山の学びを与えてもらえた。

元夫と宝くじで10億円が当たったらどうするか?を話し合ったことが何度かある。

その度に、この人とは価値観が合わないなあと、内心ガッカリしながらも、私はこの人を生涯のパートナーに選んだのだから、付き従うしかないと諦めていた。

私の人生の転機は間違いなく離婚したことだ。

このことで、私の世界は一気に広がり自由になれた。

でも問題は山積みだった。

少ないながらも元夫のお給料や年金で生活してきた私は、一人になってどうしてお金を稼げばいいのだろう?

私はその頃既に心身共に病んでいて、とても社会に飛び出せる状態ではなかった。

離婚できたのに不安しかない暮らし。

私を支えてくれたのは、娘とワンコのこゆき、そして宇宙の法則だけだった。

宇宙の法則を信頼するのなら、常識的な考えは手放さなければならない。

それ程までに、私の現状は常軌を逸脱していたから。

常識的な考えを手放すと決意して、noteにも私の心境を記録していた。

そして前の家から強制退去を経て、不思議な縁でこのマンションに引っ越しできた。

更にミラクルがあり、私は最愛の人を見つけることができた。

昨年は最愛の人を想う余裕さえ無いくらい、苦しい試練の連続で、私は常識の世界に屈して生きるしかないのか!と宇宙の法則を断念しかけた。

そして突然事態が好転して、生活保護を受け取る流れになったのだった。

このことで、私は豊かさの概念が変わった気がしている。

かつての私は 仕事をして社会に貢献して、高額なお給料をいただける人だけが幸せだと決めつけていた。

そのお給料で立派な邸宅を建て、贅沢な食事をして、高級な物質に囲まれ何の支障もなく暮らすことが、本当の幸せだと信じて疑わなかった。

今、改めて豊かさについて考えてみる。

私の豊かさは、安心感だと言える。

このままの私でこの世界に存在しても良いと許された状態が、私をこの上なく安心させてくれる。

だから今 私は安心感に包まれとても豊かな気持ちで満たされているのだ。

この安心感を、私はずっと求めて彷徨い続けていたのだと思う。

安心感イコール豊かさ。

私が毎月受け取る生活保護の受給額は、宇宙銀行からの存在給なのだと私は思うことにした。

その金額の大きさなんて全く関係なく、私が今ここで安心していられるという事実が、とても大切で価値あることなのだ。

安心の波動は最強だと私は思う。

この安心感を与えてもらえたことに、感謝せずにはいられない。

私をここに導いてくださった方々に、心から感謝して、今私ができる精一杯のことを、心を込めてやっていきたい。


ここまで読んでくださって感謝します。

幸せをありがとうございます✴️













この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?