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インボイス制度を俯瞰する

 インボイス制度開始にともない、インボイス制度の良し悪しを巡る議論が加熱しています。本記事では、インボイス制度のメリット・デメリットを各利害関係者の視点から検証することで、制度を客観的に俯瞰します。  本記事では、売上高が年1000万円以下の事業者のことを面倒なのでフリーランスと統一して記述します。また、インボイス適応の際の数年間の経過措置を考慮せずに記述しています。本記事はインボイス制度を解説するものでは無いので、本記事を理解するには一定程度の制度への理解を必要とします。

    • 作文法3:助詞「は」とムード

       私がこれまで学んできた作文技術をnoteに書いていこうと思います。作文法1ではパラグラフ・ライティングについて記述しました。今回は助詞「は」の役割とムードについて深掘りしていこうと思います。 1 「私は」と「私が」は同じ? 国語教育において主語は「〇〇が」にあたる文節を<主語>というと習います。これに加えて、「〇〇は」・「〇〇も」・「〇〇こそ」・「〇〇さえ」も主語になると習います。以下のWebサイトもこのように主語を定義しています。  助詞の「は」に注目してみます。結論

      • 作文法2:日本語の語順

         私がこれまで学んできた作文技術をnoteに書いていこうと思います。作文法1ではパラグラフ・ライティングについて記述しました。今回は日本語の語順について深掘りしていこうと思います。 1 日本語の語順:SOV 日本語の語順はSOVの順番であり、英語の語順はSVOの順番であるということは周知の事実です。SはSubject:主語、VはVerb:述語、OはObject:目的語です。例えば「私がりんごを食べた。」という日本語はSOVであり、「I ate an apple.」はSVOで

        • 作文法1:パラグラフ・ライティング

           これまで私が学んできた文章の書き方を、noteに書いていこうと思います。  作文は誰にでもできます。最近ではSNSにて短文で発信することも増えているため、文章を書くことに抵抗がない若者も多いかもしれませんね。しかし、読者にわかりやすく読んでもらう作文をしようとすると、これは途端に難しい作業になります。SNSで発信するような短い文章は話し言葉を書き下しただけでも作文することができますが、長文の作文には、読者に苦痛なく読んでもらうようにする技術が必要です;こうした作文技法は日

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