国家資格キャリアコンサルタントの勉強法について

国家資格キャリアコンサルタント(以下:国キャリ)の勉強法について、忘れる前に書いておきます。

学科と実技(論述・面接)があるのですが、まずは学科の方から。


○学科

学科の方はテキストを覚えました。
自分は上位資格のキャリアコンサルティング技能士2級で受けましたが、難易度は大差ないと言われてます。

公式テキストは頭に入りづらくて、参考書はこちらを使いました。
さらに、キャリア理論の思想家を紹介した動画なども見てました。

問題の傾向と対策には過去問が役に立ちました。
過去3回分はCC協議会、JCDAのそれぞれのサイトにあります。

・CC協議会
https://www.career-shiken.org/about/learninfo/
・JCDA
https://www.jcda-careerex.org/past.html

○実技(論述・面接)

一方の実技(論述・面接)ですが、こちらが鬼門です。
まず論述は、実際の問題を元にひたすら演習をして合格点(30/50点)を目指す必要があります。

そして論述は面接にもつながるところです。
クライエントの分析が正しくできないと、面接でも絶対に合格テインには届きません。

次に面接の方ですが、プロのカウンセラーでも受からないと言われているのは、国キャリ用の技法を身に付けなければならないからです。
具体的には傾聴と伝え返しが非常に重要になります。
少なくともこの2つが身に付いていないと、絶対に受かりません。

実際のシステマチックアプローチの進行としては、「関係構築→問題把握→目標設定→方策設定」と進んでいくことを理想としてますが、国キャリの場合は第二段階の問題把握までです。
厳密には第三段階の目標設定の入り口の気づき・成長を促すところまでなので、そこまでをしっかりと進めることが重要になります。

自分は実際のカウンセリングの癖で、どうしても目標・方策まで行きがちでした。
そこを指摘されて改善できたことが、今回の結果につながりました。

資格試験に慣れてる人は、おそらく実技(面接)の方が躓くと思います。
一応、学科試験だけでも合格すれば一部合格となり、2年間は実技(論述・面接)のみの受験となります。

時間に余裕があれば、学科ついで実技というのも可能ですが、実際にはモチベーションを維持するのが大変です。(自分がそうでした)
国キャリ合格を目指す人は、まずは一発合格を頑張って頑張ってください。


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