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カウンセラーとは何か

カウンセラーとは何かについて改めて書いてみます。
カウンセラーと言っても大きく分けてメンタルヘルス系とキャリア系がありますが、ここでは区別しません。(ちなみに自分は両方を兼ねてます)


1.カウンセラーと占い師の違い

以前別所には書きましたが、端的に言えば未来に責任を持つのがカウンセラーで持たないのが占い師です。
なので、未来を直言できる占い師がうらやましくはありますが、同時に無責任だと感じます。(全ての占い師を否定してるわけではありません)


2.カウンセラーに資格は必要か?

結論から言うと必要です。
なぜなら人の人生に関わる仕事なので、無資格の人が行うのは非常に危険です。
具体的には学科の知識と実技の経験が必須です。

メンタル系であれば臨床心理士、公認心理士、精神保健福祉士、メンタルケア心理士、産業カウンセラーなどです。
キャリア系であれば国家資格キャリアコンサルタントなどです。

実際の難易度はそれにかかる費用・時間と比例します。
特にメンタル系の資格の一部(臨床心理士、公認心理士、精神保健福祉士)は心理学部の単位が必要とされるので、社会人になって1から勉強するのはかなり大変です。

・さいごに

実際にカウンセリングをして思うこととしては、いくら理論を知ってても役に立ちません。
カウンセリング手法を知ってることはもちろんですが、それ以上に大事なのは人生の引き出しです。

もし人が何か相談したいときに、立派な資格を持った心理学部卒の若い人よりも、無資格でも人生の酸いも甘いも噛み分けたバーのママに聞いてもらいたいと思うのは当然かと思います。

ただ、カウンセリング手法を使うときには、その裏付けとなる理論が絶対に必要です。
そうでなければ、カウンセラーはバーのママと変わらないです。

つまり、カウンセリングにおいては理論と経験の両方が必要です。
今後皆様がカウンセリングを受けるうえで、優秀なカウンセラーに当たることを願ってます。


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