角伴飛龍(旧dragon-et)

農大生兼小説家、角伴飛龍のブログ。小説投稿はインスタかカクヨム→ https://ka…

角伴飛龍(旧dragon-et)

農大生兼小説家、角伴飛龍のブログ。小説投稿はインスタかカクヨム→ https://kakuyomu.jp/users/dragon-et   https://www.instagram.com/kadotomo_dra5n18

マガジン

  • 2024奥多摩夏合宿

    • 8本

    2024年度の奥多摩夏合宿の様子をまとめています。

  • 自然環境系投稿まとめ

    自然やその体験に関する投稿まとめ

  • 2023奥多摩見聞録

    2023年度奥多摩古民家活動記録

  • リベラルアーツ・古典読解録

    リベラルアーツのブログをまとめてみた。哲学、文化、思想。あらゆるコンテンツが古典には詰まってる。

  • 2022奧多摩見聞録 

    2022年度の奥多摩活動をまとめました。

最近の記事

サマークラス全録 前編

 (注)サマークラス開催時期は8月21日からであるため、本記録は少し前の時期に行われたものである。  自分は今回、前田先生が主催するサマークラスにスタッフとして参加した。  このサマークラスは計4日間行われ、午前中は音読および算数・数学・課題などのデスクワークの消化、午後は都内の美術館や博物館のフィールドワークと通し、その感想を作文にする。今回訪れた美術館は、根津美術館・東京国立博物館・森美術館(シアスター・ゲイツ展)・東京国立近代美術館である。  特にフィールドワーク

    • 2024年奥多摩夏合宿 記録5 7月31日

       昨日の雨天と打って変わり、今日は再び天気が良かった。雨で濡れた地面が乾き、水蒸気のおかげでいつもよりも過ごしやすい1日だった。  夏合宿、もとい珊瑚荘では、朝に瞑想を行う。目を瞑り、周りの音への反応や興味をなるべく押し殺し、自分の意識に集中することで、リラックスしリフレッシュし、集中力を高める。  瞑想は古来より行われてきた人類共通の動作でもあり、今日でもアスリートや文化人が積極的に取り入れるライフワークの一つだ。  こうした瞑想は、自らの意識を学習における自分のことに向

      • 2024年奥多摩夏合宿 記録3・4 7月29・30日

         訂正情報 起床時間四時→四時半  諸事情により昨日の記録と今日の記録を同時掲載する。  朝四時半に起床し、夏合宿の朝が始まった。普段四時半に起きることなど滅多にないであろう参加者たちは、この瞬間から合宿の始まりを実感するに違いない。だがこの早起きこそ、この合宿が特別たる所以の始まりと言える。  自分もそうだったが、まだ合宿の日が浅いうちは、慣れない環境に集中が散漫になってしまう。そういうわけで昨日今日は、参加者の中にまだこの環境に慣れないものがちらほら見える。つい外を

        • 報告

           誤って文章を消してしまったため、明日に2日分をまとめて投稿します。

        サマークラス全録 前編

        マガジン

        • 2024奥多摩夏合宿
          8本
        • 自然環境系投稿まとめ
          50本
        • 2023奥多摩見聞録
          13本
        • リベラルアーツ・古典読解録
          11本
        • 2022奧多摩見聞録 
          11本
        • 高校生沖縄紀行まとめ
          4本

        記事

          2024年奥多摩夏合宿 記録2 7月28日

           この夏合宿の1日のスケジュールを改めて解説すると、大まかに下のようになる。   4:00 起床・朝食   5:00 学習   8:00 間食   8:30 学習  12:00 ランチ・休息  15:00 学習  17:00 焚き火  18:00 夕食・シャワー・太鼓セッション  20:30 就寝  まず朝、起床の時間は4時であり、これはおそらくほとんどの人々が「早い」と感じるだろう。しかし就寝の時間帯は20時半にセットされ、これにより7時間近くの睡眠が確保される。  

          2024年奥多摩夏合宿 記録2 7月28日

          2024年奥多摩夏合宿 記録1

           朝の珊瑚荘の風景は、普段の日常とはガラッと変わり、美しい自然に包まれた厳かな雰囲気と共に始まる。一番初めに吸い込む空気は、いくら吸い込んでも少しも不快感を感じない。これこそ、自然から吐き出されて間もない、この世で最も新鮮な空気なのである。  私は夏合宿の前準備のため、前日から滞在している。今日は先生方や生徒数人が合流してくる。午前中に用事があった私は、すこしばかり珊瑚荘を後にしたのち、用事を済ませて、合流した前田先生と共に、合宿のための食糧や備品を買い込んだ。  珊瑚荘

          2024年奥多摩夏合宿 記録1

          289DAY -角伴飛龍です-

           えー1ヶ月間書いてなくてすみませんでした。というのも、色々考えることが多かったのです。  大学生という節目を迎えるにあたり、自分の身の回りはなるべく整頓する必要があります。それは現実でもそうですしネット世界においてもそうだと思います。  自分は今までdragon-etという名前でブログを書いてきました。それはこれからも続けるつもりです。ですが自分は小説家として活動するにあたり、ペンネームというものを「これ!」と定めていませんでした。  一応カクヨムの方は今まで「柳龍」

          289DAY -角伴飛龍です-

          288DAY -国立西洋美術館キュビズム展 1 -

           上野駅公園口から徒歩1分未満。その情景は、今まで山手線の車窓から見えていた大都会と打って変わる。上野恩寵公園には、上野動物園、東京国立博物館、国立科学博物館、東京都美術館、国立西洋美術館、上野の森美術館、東京芸術大学上野キャンパスなど、まさに文化の世界と言える空間が広がっていた。  その中でも国立西洋美術館では、国内では50年ぶりの規模となるキュビズム展が開かれている。  キュビズムは、20世紀初頭にパブロ・ピカソやジョルジュ・ブラックが創始し、その後多くの追随者を持っ

          288DAY -国立西洋美術館キュビズム展 1 -

          287DAY -人生は随所随所の縁結び‐

           いつも奥多摩の珊瑚荘にて開催される行事に積極的に参加してくださっている小林さんから、彼の親友である佐藤さんのつてで某大学の研究室の掃除をしないかとお誘いがかかった。結局大学側の都合がつかずに期日は持ち越しとなってしまったが、どうやらキャンパスの中を案内してくれたり、大学関係者との縁もつながるかもしれない可能性があるという。(大学関係者というが、普通に面識を持てるかもくらいだと思われる)  自分は推薦で既に大学進学が決まり、まさかその後に他大のキャンパスに足を踏み入れること

          287DAY -人生は随所随所の縁結び‐

          286DAY -自分が高3までに読んだSF4選・後編-

           後編です。詳細は前編を参照してください。 ・月は無慈悲な夜の女王 ロバート・A・ハインライン作  アイザック・アシモフやアーサー・C・クラークと並び、SF界のビッグスリーなどと称されることもしばしばあるハインラインの傑作に数えられる名著である「月は無慈悲な夜の女王」。 https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%88%E3%81%AF%E7%84%A1%E6%85%88%E6%82%B2%E3%81%AA%E5%A4%9C%E3%81%AE%E5%

          286DAY -自分が高3までに読んだSF4選・後編-

          285DAY -自分が高3までに読んだSF4選・前編‐

           SF小説と聞くと、どんなものを思い浮かべるだろうか。現在「デューン砂の惑星」の映画が注目されたり、某〇田〇司夫さんがSFについて語ったりしているので、もしかすると、意外とSF小説が身近に感じられることも多いのではないかと思う。  かくいう自分も大のSF好きということで、今回は自分が今まで読んできたSF小説の中から、読んだ方がいい、おすすめできると思うものを厳選して四つ紹介したいと思う。  (この厳選は個人の意見です。そのため、「いや選ぶならこれだろ」というような他人の意

          285DAY -自分が高3までに読んだSF4選・前編‐

          284DAY -大学、無償化するってよ‐

           12月7日。岸田政権は「異次元の少子化対策」の一環として、「3人以上の子どもがいる多子世帯について、2025年度から、子どもの大学授業料などを無償化する方針」を固めた。  また無償化に関して所得制限などは無く、入学金、また現在行われつつある所得量による授業料の減免や、返済不要の給付型奨学金の支援制度と合わせて方針をまとめていくようである。  まず個人的に言わせてもらうと、ありがとう岸田さんである。何故なら我が家には自分と弟と妹がいるので。  年の差こそあれど、この方針に

          284DAY -大学、無償化するってよ‐

          283DAY -大学に行きます‐

           3か月間何をしていたんだ!という疑問をまずぶつけたくなると思います。それは単純。進路に集中したかったからです。ですが無事大学に合格しましたので、今日から活動再開しようと思います。  とはいっても全く創作をしなかったわけでもなく、むしろ進路関係のこと以外は、ふと、「あんなストーリーがいいんじゃないか」とか考えてました。ですが長々と書くのも気が散ると考えたので、スマホのメモ欄とかに箇条書きでプロットをためていました。  何しろカクヨムにも5作品しか発表してないですから。

          283DAY -大学に行きます‐

          282DAY -2023奥多摩見聞録 其の11-

           合宿も終盤にさしかかり、参加者にもどことなく疲れが見え始めている。  やるべきことは分かっていても、体がそれを拒否してきている。体が別の誘惑に誘導し、本来の目的を逸らしてくる。だが、これは人間の生理的現象であり、当然生まれうる心理である。  例えそれが奥多摩であろうとも、古民家であろうとも、元来有するこの心理を誤魔化し切ることは出来ないだろう。どんな人間でもどこかで集中の結び目が解け、綻びる。そのために川遊びや間食の用意があるのだが、合宿最終日直前ともなると、それらでも

          282DAY -2023奥多摩見聞録 其の11-

          281DAY -2023奥多摩見聞録 其の10-

           奥多摩合宿では同じような毎日が続くのではない。むしろ一年のうち最大八日間しかこの毎日を謳歌できないと言うことである。本来なら毎日いるべきである。  行うべき勉強があるとしたら、それは是非とも心地よい環境で行うべきだ。それは当然のことである。そして奥多摩以上の環境で勉強するという体験を、自分はこの合宿以外に知らない。例えば自分でこうした自然に囲まれた勉強できる環境を見つけることができるなら別だが、今日においてその機会は著しく無くなっている。  だからこそ、この八日間という

          281DAY -2023奥多摩見聞録 其の10-

          明日に2本まとめて出します。

          明日に2本まとめて出します。