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うちのお弁当担当は夫です。【女医が思う子育て#12】

こんにちは。くんぱす先生です。
医師として働きながら、2児の子育て真っ只中です。

そう、我が家のお弁当はパパが作っています。
ちなみに次男ヒビトの幼稚園弁当と私のお弁当の2つです。
(トップ画像は過去にパパが気合いを入れまくって作ったキャラ弁)
さらには、朝食もパパ担当です。
そしてさらに、休日のご飯もパパ担当です。

逆に私の担当を言った方が早いかもしれませんね。
私は平日の夕食担当です。
(一行で済みました。。)

少し前まではキッチン全てを夫が担っている時期もありました。
私は食後にリンゴの皮をむくときに、家族みんなに「ママ、大丈夫?包丁危ないから気を付けてね。」と言われる始末。できるわい!

こうなるまでには紆余曲折、幾度と夫婦喧嘩を乗り越え、山あり谷ありでした。
共働きのご家庭では家事分担って永遠の課題ではないですか?
今日の記事はいつもと違って感情優位でお届けします。

料理はなぜママがするものなのか

先日、勤務する病院の医局でこんな会話がありました。

「〇〇先生(男性医師)って、3食作ってるんだって!すごいよね。」

いや、確かにフルタイムで働きながら、家族分の3食作るって並大抵のことではありません。すごいことです。
でも、世のワーママさんたちはそれをなんとか工夫してこなしてるんですよ。それをこうやって誰かが褒めてくれたでしょうか?
なんで男性だからってそんなにビックリされるんでしょうか。
いつの時代に料理は女性がやるっていう法律ができたんでしょうか。

家事の中で、【料理】って時間も手間も精神的な負担も大きいボス家事だと思います。
名のない家事の地味なジャブもかなり効きますが、料理の負担ってすごい。KO並みですよね。

適材適所という言葉があるように、家事は向いている人がやればいいと思うんですよ。そうなってくると正直、料理できる男性は圧倒的に少なく、消去法でママが頑張っているご家庭が多いと思います。

料理しないなら何する?

じゃあ、じゃあですよ。
他にパパができる家事はなんなんだいっ!ってことになるわけです。
あれもこれもママが適材適所、では困るんです。
料理に次ぐボス家事は、洗濯、掃除ですかね。
【洗濯】といっても洗剤入れて、ボタン押す。で終わりじゃないですよね。
干す→取り込む→畳む→しまうという一連の流れ全てを含めて【洗濯】と呼んでいるわけです。
【掃除】だって、床に落ちているものを片付ける→掃除機→掃除機内のごみ捨ての一連の流れを指すんです。

私の大好きな久能整くんが家事に関する夫婦感の認識の違いに関してこう言っていました。

(c)田村由美/小学館『ミステリと言う勿れ』1巻より

もう、スタンディング・オベーション!
久能くん大好きです。他にも事ある毎に核心をついた発言を飄々と言ってのける久能くんがかっこよすぎるので、まだ読んだことない方は是非。
スーパー銭湯とかにも最近よく置いてありますよ。

パパが比較的得意な家事をしてもらおう

話を戻して、我が家の家事分担は適材適所で考えた場合、夫が得意な家事が料理だったということから料理はしてもらうことになりました。
それでもやはり3食は時間的にも精神的にも辛そうだったので、夕食は私が作るという今の形で落ち着いています。

子どもにはどう映るのか

『パパが料理を作る』ことで、子どもにとっても影響がありました。

長男ムッタが幼稚園卒業前に両親に宛てたメッセージにはこうありました。
『パパ、いつも美味しいお弁当ありがとう。』
長男の受験のとき、「好きな料理はなんですか?」の質問に
『お父さんが作るハンバーグです!』と答えていました。

他の家庭ではほとんどお母さんが料理をする中、パパが料理をするなんてかっこいい!と子どもたちは思っているようです。
そんな様子を見て、私も嬉しく思います。
子どもたちはパパが料理をしていると、「僕もやる~」とステップ台をキッチンに運んできます。

パパが積極的に家事をすることで

こんないいことが起こります。
・子育ての同志感が芽生え、妻から家庭のことを相談しやすい。
・「あなたには分からない」という気持ちではなくなる。
・子どもがママにだけ懐くという現象回避
・外で夫の悪口を言う必要なし

私は外で夫の株を上げる発言しかしていないと自負しています。
「旦那さんえらいね~。すごいね~。いい旦那さんでいいね~。」
と言われます。
そして、それを夫に直接伝えます。
すると、夫の明日からの家事への活力がさらに湧きます。
お互いハッピーです。

いかがでしょうか。
我が家の場合のお話でしたが、それぞれのご家庭で夫婦の適材適所を見直してみませんか?
お読み頂きありがとうございました。


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