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アーティスト索引

今まで書いた記事の索引です アーティストやグループはアルファベットと五十音順 オムニバス系アルバムや映画は発表年の順で並んでいます AAaron Dilloway – Modern Jester (2012) ABBA – Arrival (1976) Aces, The – The Aces And Their Guests (1975) Aerosmith – Get Your Wings (1974) Air ‎– Le Voyage Dans La Lune (20

    • Lenny Hambro Quintet – The Nature Of Things (1957)

       およそ〈モダン・ジャズの名作100選〉のようなリストに載る知名度こそ無いが、Lenny Hambroによる『The Nature Of Things』は、初めて聴いたその日のうちに誰かに熱心に勧めたくなる、そんな一枚である。1953年に自らのクインテットを結成したHambroは、56年にサヴォイ・レーベルでコテコテのマンボ音楽を少しだけ演奏した。その後メンバーをガラリと変えて臨んだエピックでのセッションでは、スイング・バンドの出身者らしい軽快なプレイを吹き込んでいる。  本

      • Heavy Vegetable – The Amazing Undersea Adventures Of Aqua Kitty And Friends (1994)

         後に続いていくRob Crowの膨大なバンド遍歴の原点を飾る一枚。サンディエゴの友人同士で結成されたHeavy Vegetableは、いくつかのシングルやコンピ盤への参加を経て、1994年の本作でアルバム・デビューを果たした。長ったらしくふざけたタイトルとは裏腹にほとんどのトラックは2分にも満たないものの、Crowの奏でるサウンドそのものはSlintのように生々しく、難解なリズムには近寄りがたさのようなものがあった。しかし、女性ボーカルElea Tenutaが呟くように歌う

        • Stone The Crows – Stone The Crows (1970)

           〈Maggie Bellは並大抵の男より酒もケンカも強かった〉というのはKeef Hartleyの言だが、そんなパワフルな彼女のブルース・シンガーとしての才覚は、ギタリストLeslie Harvey(Alex Harveyの弟でもある)と組んだStone The Crowsで本格的に開花した。しかしファースト・アルバムである本作は、Led Zeppelinの前座として回ったアメリカ・ツアーの印象を描いた「I Saw America」を聴けばわかる通り、一筋縄でいかない一枚で

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        • 特別編
          2本
        • イラスト
          10本

        記事

          Gerry And The Pacemakers – How Do You Like It? (1963)

           リヴァプール出身のロック・バンドといえば今も昔もThe Beatlesだ。しかし、イングランドの強豪サッカー・クラブ〈リヴァプールFC〉のサポーターたちが名曲「You'll Never Walk Alone」を合唱する時、リヴァプールは正真正銘Gerry And The Pacemakersのものになる。1963年に全英1位の大ヒットを果たしたこの曲は、意外にも原曲はブロードウェイ・ミュージカルの挿入歌である。The PacemakersはGeorge Martin流の美し

          Gerry And The Pacemakers – How Do You Like It? (1963)

          Carl Perkins – Introducing... Carl Perkins (1956)

           1955年のアルバム『Dexter Blows Hot And Cool』におけるDexter Gordonとの共演がDootsie Williamsの目を惹き、Carl Perkinsは生涯で唯一となったリーダー作の録音のチャンスをつかんだ。ドラマーにはLawrence Marableが呼ばれ、ベーシストは前述のアルバム・セッションにも参加していたLeroy Vinnegarが引き続き務めている。  西海岸のピアニストは概してスインギーな演奏やブルースに定評がある者が多い

          Carl Perkins – Introducing... Carl Perkins (1956)

          Lester Flatt & Earl Scruggs – With The Foggy Mountain Boys (1959)

           このアルバムが発表された1959年はブルーグラス・ミュージックにとって大きな転換の年だった。立役者はAlan Lomaxその人であり、Lomaxは自ら主宰したカーネギー・ホールのコンサートで、それまでずっと未知なる存在だったこの南部音楽をニューヨーカーたちにアピールした。ブルーグラスこそ最もフレッシュな民族音楽である、という熱っぽい賛辞をエスクワイア誌に寄稿したのもこの年で、その中でLester FlattとEarl ScruggsのコンビがBill Monroeと出会った

          Lester Flatt & Earl Scruggs – With The Foggy Mountain Boys (1959)

          Ronnie Hawkins – The Hawk (1979)

           1976年に開催されたThe Bandの解散コンサート『The Last Waltz』に出演したRonnie Hawkinsは、公演が映画として公開された翌年の79年に、その熱気冷めやらぬ後夜祭のようなアルバムを作った。『The Hawk』にはThe BandのGarth Hudsonのほか、『The Last Waltz』の出演者でもあるPaul Butterfield、ギタリストとして大御所のJames Burtonらを迎えた。だいぶモダンになったサウンドは豊かで温かく

          Ronnie Hawkins – The Hawk (1979)

          The Gary Moore Band – Grinding Stone (1973)

           あの男くさいシャウトとギターの印象はまだ鳴りを潜めてはいるが、Gary Mooreが自身の名前を冠するバンド名義で発表した『Grinding Stone』には、彼の豊かなセンスがジャムの形で発揮されている。  Skid Rowを脱退したMooreは、リズム隊のJohn CurtisとPearse Kellyを中心にThe Gary Moore Bandを結成した。インストゥルメンタルを中心とした長尺な音楽の展開には、当時の流行だったプログレッシブなジャム・ロックの演奏の影響

          The Gary Moore Band – Grinding Stone (1973)

          Charles Mingus – At Carnegie Hall (1974)

           Mingusグループの同窓会? これはそんなに生やさしい代物ではない。まるで取っ組み合いの乱闘のような一大ジャム・セッションである。  1974年の1月に行われたカーネギー・ホールにおけるCharles Mingusのコンサートは、George AdamsやDon Pullenらを擁していた当時のバンドによる演奏が中心だったのだが、実際にLPとして発表されたのはその中でも際立っていたアンコールの2曲だけであった。かつてのメンバーCharles McPhersonとJohn

          Charles Mingus – At Carnegie Hall (1974)

          Cargoe – Cargoe (1972)

           スタックス・レーベルの御用達として知られるアーデント・スタジオを経営するJohn Fryは、メンフィスの音楽シーンではちょっとした顔だった。スタックスがLAに移転してからスタジオを支えたのは地元で活動するロック・バンドたちで、特に有名になったのはBig Starだが、タルサ出身のCargoeもポップ・ロック史に残る唯一作をここで録音している。Fryとバンドを引き合わせたのは本作のプロデューサーでもあるTerry Manningだった。  アルバム『Cargoe』には、Big

          Tom Waits – Small Change (1976)

           3枚目のスタジオ・アルバムを録音する頃、Tom Waitsのただでさえ渋かった歌声はさらにハスキーでザラついたものに変貌していた。この年にあった初のヨーロッパ・ツアーでの体験や、彼のヒーローの一人でもあるドラマーShelly Manneの参加は音楽づくりの確かな追い風となり、『Small Change』はWaitsのキャリアの中でも特筆すべき名品に仕上がっている。  冒頭の「Tom Traubert's Blues」でWaitsは、自身の悪酔いの体験をドラマティックな物語と

          Tom Waits – Small Change (1976)

          Tiny Tim – God Bless Tiny Tim (1968)

           Tiny TimことHerbert B. Khauryは、目にも耳にも強烈な印象を残す個性と職人的な歌のレパートリーの豊かさを武器に、グリニッジ・ヴィレッジでまず注目を集めた。ファルセットで戦前のポピュラー・ソングを歌う温故知新のスタイルはTVや映画の出演でたちまち話題を呼び、本作に収録された「Tip Toe Thru' The Tulips With Me」のシングルは予想外なまでにアメリカ国民の心をつかんだのだった。  旧き良きティン・パン・アレイの歌が鮮やかによみがえ

          Tiny Tim – God Bless Tiny Tim (1968)

          Paul Jones – My Way (1966)

           ソウルとブルースを追求するために1966年にManfred Mannを脱退したPaul Jonesは、最初のソロ・アルバム『My Way』ではそれを叶えることはできなかった。当時の彼の強いブラック・ミュージック志向は、「Sonny Boy Williamson」(Jack Bruceのベースをフィーチャーした傑作である)のようなアルバム未収録のB面曲を聴くことで、初めてうかがい知ることができる。JonesはEMIの用意したポップ・ソングを歌わされるプロダクションにこそうんざ

          Paul Jones – My Way (1966)

          Johnny Dyani Quartet – Mbizo (1982)

           南アフリカのアパルトヘイト政策に嫌気がさしヨーロッパへ移住したベーシストJohnny Dyaniは、自身のミドルネームを冠した傑作『Mbizo』をダブル・サックスによる一風変わったカルテット編成で録音した。Dyaniの盟友であるDudu Pukwanaは南アフリカ時代にThe Blue Notesというグループで演奏を共にしていたサックス奏者であり、彼と対峙するようにフロントを張るのはアメリカ生まれのEd Epsteinだ。こうした黒人と白人を混合したバンドを組むのでさえ、

          Johnny Dyani Quartet – Mbizo (1982)

          Willie Dixon – Hidden Charms (1988)

           多作なソング・ライターとして知られるWillie Dixonは、ベース・プレイヤーやプロデューサーとしても活躍した。シンガーとしては1960年代にMemphis Slimと組んでアルバムを作り、70年代には社会派な作品も生んだが、晩年の『Hidden Charms』こそがDixonの最高傑作である。  アルバムは実にシンプルだ。リストには往年に書かれた名曲が並び、ギターとハープをフィーチャーした伝統的なシカゴ・スタイルをバックに、Dixonは魅力的な低音の効いたボーカルでそ

          Willie Dixon – Hidden Charms (1988)